・・・とうとう入手しました。
★1991年3月20日発行「建築雑誌」第106集・第1311号/日本建築学会
【特集・よそおう】P.28~29
「きわのよそおい~光による臨界的空間技術スマ・ブライト・アート~」
/著:土屋壽満-ブライト・アーチスト・大阪芸術大学講師-
人々の自由なる司会の中に存在するアート。ある定まりある範囲をもったアートが、鑑賞者の視線の縦放な動きの中に、新たな形状を浮き彫りにして、感動をメッセージする。元来、アートに難しい解釈などない。すべては、芸術作品と対峙したとき、人の心に発芽した意識の多様性に由来している。時間、鑑賞者のマインド、そして作品の位置する環境の全方位が分節点となって、特定された時空間における芸術の真髄を語る。芸術は自らも、溢れ出る寸前のメッセージを呈する。しかし、この先を引き出すものは鑑賞者の心であり、視線であり、それをも包容する空間全体の力である。臨界学的存在-これがアート=芸術である。(以下略)
・・・土屋さん曰く「アートに難しい解釈などない」ので、これ以上文章を紹介することもないでしょう。興味のある方は、画像で文章を掲載しておきますので、拡大して続きをお読みください。
・・・さて、最も知りたかったのは、土屋さんの作品の所在なのです。掲載画像の解説部分から、次のことが判明しました。
★「神々の美しきロンド(東京・銀座)」謹み深く、永遠なるものへの憧憬を描く
★「山河へのオマージュ(新高松空港・出発ロビー)オリーブとホトトギスを題材に、光による「香川」の象徴
★「深海のシンフォニー(‘89海と島の博覧会・ひろしま)」準テーマ館「夢アジア」の導入路を飾った
・・・あれこれネットで検索してみたが、どれもヒットしませんでした、むむ。
・・・土屋さんについての探索は、これにて終了します。