◆「観月楼」
水景園の中心にある交流施設です。休憩所、展望所、研修室のほかギャラリー月の庭、相楽木綿伝承館などがあります。
★「ガリレオの子孫たち」作:フェデリコ・ボナルディ/イタリア
望遠鏡で月の観測を行い、月面図を作成したガリレオの科学への探究心は、その子孫である現代人に引き継がれ、月に着陸した。現代人の科学への探究心が21世紀を切り開く。現代人の様々な表情をした彫像(抽象化)8体を設置。
★「コペルニクスの観測鳥」作:フェデリコ・ボナルディ/イタリア
月を観測し、地動説を唱えたコペルニクスと知恵の象徴とされているカラスを組み合わせ、月を見上げている形を抽象化した作品。
◆「観月橋」
水面上約10mに架かる歩廊橋。(延長123m、幅4m)。橋から庭園内を一望することができます。
・・・「名残惜しい」そう思える公園・ミュージアム、また来ます。さて、いつものように寄り道です。
◆【ふるさとミュージアム山城(京都府立山城郷土資料館)】◆
619-0204京都府木津川市山城町上狛千両岩/0774-86-5199
http://www.kyoto-be.ne.jp/yamasiro-m/
南山城地方の特色ある歴史と文化を、考古・歴史・民俗の各分野で調査研究し、こうした風土と文化がつくられた歴史的背景と変遷を明らかにするとともに、その成果を体系的に展示・公開していくことを通じて府民の歴史学習を深める場とし、また、貴重な文化遺産を永く保存することを目的としています。
●春の企画展「山城の中世城館を掘る」
平成27年4月25日(土)~6月28日(日)
京都府教育委員会が平成21年度から進めていた中世城館跡の調査が完了したことを機に、旧山城国に所在する中世城館跡について、発掘調査成果を中心に紹介します。
◆「恭仁宮跡(山城国分寺跡)」
619-1106京都府木津川市加茂町例幣
http://0774.or.jp/spot/kunikyo.html
奈良時代に聖武天皇によって造られた都です。当時、たびたび疫病や戦乱に見舞われ、世情不安の中、こうした事態を打開するためか、聖武天皇は、奈良の平城京を離れ、各地を転々とした後、天平12年(740)に現在の加茂町瓶原の地を中心に新都を定めました。しかし、恭仁京は天平16年(744)にわずか4年あまりで廃都されてしまいます。その後、宮域は大極殿を中心に、山城国分寺として再利用されることになります。山城国分寺跡は、恭仁宮の大極殿をそのまま用いた金堂跡を中心に南北3町(約330m)、東西2町半(約275m)の広大な寺域をもつ寺でした。山城国分寺跡(恭仁宮跡)には、現在も金堂跡(大極殿跡)基壇と塔跡基壇が地表に残されています。周囲を塀に囲まれた塔は、残されている基壇跡や礎石跡から考えて七重塔であったと推定されます。