【ベル・パークシティANNEX】/大阪市都島区友渕町
日本初のタワーマンションが立つベルパークシティに隣接するアネックス。バブル期(1991~1992)に建てられたもので、全体的に高級感のある雰囲気をかもし出しています。館内はエレベーターも含め心地のよいBGMが流れ、24時間有人管理に加え清掃スタッフも複数いて、管理徹底の高さが伺えます。エントランス正面に存在感のあるオブジェ、共用部分や庭園部には★芸術家によるオブジェなども設置されており、雰囲気はまるでちょっとしたホテルです。
・・・「星の王子様」という統一したテーマで1991~1993頃に制作された野外彫刻。調べれば簡単にわかると思っていたのですが、ほとんど情報を得ることができませんでした。さらに継続して調べたいと思います。
【川下成海】(1936~2001)/165-0033東京都中野区若宮2-34-7
「夫の彫刻を知って」故川下成海さんの遺族が自宅公開しサロン
イタリアで30年にわたって制作活動を続けた彫刻家、川下成海さん(1936~2001)の作品を展示するサロンが遺族の手によって東京都中野区若宮に作られた。11月から毎月1回一般公開し、声楽家で夫人の吉川具仁子さんが作品について解説する。品川区生まれの川下さんは、東京芸大彫刻科、同大大学院を修了後、昭和44年にイタリア政府給費留学生として渡伊し、同国で制作を続けた。平成12年に帰国したが、翌年、がんで死去。日本では昭和60年ごろに個展を開いたことがあるが、その後は日本で発表せず、ほとんど知られていないという。川下さんの作品は、ブロンズでありながら重さをあまり感じさせず、周囲の空間にまで広がりを連想させるのが特徴。額縁から木や葉などがあふれ出る作品群や、雲や生き物が時間によって変化する様子など、だまし絵のような独特の視覚表現にあふれる。自宅の一部を展示室として改装したサロンは広さ約19平方メートル、庭などを含め屋内外に作品十数点を展示している。吉川さんは「少しでもたくさんの人に見てもらい、作品の本当の良さを分かってくれる人が増えてほしい」としている。(2012/10/10産経新聞より)
・・・知っている作家としては、
【河合隆三】1935大阪生まれ。1962東京芸術大学彫刻科卒。1965ユーゴスラビア政府による国際彫刻家シンポジウムに招待制作。1966国際連合文化機構によるイタリア留学。1987兵庫県彫刻コンペティション最優秀賞。1988中之島緑道彫刻コンペ受賞。1989六甲アイランドコンペ「海からのメッセージ」大賞。
◆京都伝統工芸大学校
622-0041京都府南丹市園部町二本松1-1/0120-63-1752
1995年(平成7)京都伝統工芸専門校として開校(工芸専門課程・工芸科)
1996年(平成8)工芸専門課程を伝統工芸科に変更し、総合工芸、陶芸専門の2コースを設ける
2000年(平成12)京都府より専修学校の認可
2001年(平成13)京都伝統工芸専門学校に改称
2004年(平成16)放送大学連携事業をはじめる
2005年(平成17)学校設置者を学校法人二本松学院に変更。京都府教育委員会受託事業(現職教職員長期研修等)を開始
2006年(平成18)和紙工芸専攻を開設
2007年(平成19)校名を〈専〉京都伝統工芸大学校に改称。高度専門課程(4年制)を開始
◆京都伝統工芸大学校付属施設【都島工芸美術館】◆
534-0061大阪市都島区友渕町1-5-102(ベルパークシティ内)/06-7860-1020
http://www.task.ac.jp/miyakojima/
当館は、約12000点に及ぶ染織コレクションを公開してきた★旧鐘紡繊維美術館の建物を受け継ぎ平成22年5月27日に開館しました。日本が世界に誇る伝統工芸品を中心に、日本ならではの美を表現する数々の工芸品・美術品、並びにその歴史的財産を未来に向けて昇華しようとする若手作家の作品などを広く公開することで、その魅力を多くの一般の方々にご理解いただくこと、またそれにより日本のものづくりを活性化し、新たな工芸・美術の可能性を育むことを目的としています。
●常設展示の京都伝統工芸大学校学生卒業・修了制作作品を、2015年3月卒業・修了時の作品を中心に入替をしました。共同制作の「源氏物語五十四帖蒔絵櫛」「聖観音菩薩立像」「地蔵菩薩像」は引き続き展示しております。