広告や看板(6) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・しばらく「かえる」情報を怠っていましたが、ビッグ・ニュースです。大阪市交通局・市営地下鉄構内に設置されていた「かえ~るボックス」が撤去され、オークションにかけられたりしましたが、その後、姿を見ることもありませんでした。そして先日、とうとう発見しました。


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・・・いつも通る道なのに、気づかずにいたのです。もちろん、脇見運転はよくないですよね。


理容室ヤマシタ

547-0024大阪市平野区瓜破1-4-2サンライズビル1F

国道309号(阪神高速14号松原線)東側沿いにあるサンライズビル1階の理容室「ヤマシタ」さんの店の前に立っています。なんと「エコキャップ」の回収箱として活用されています。


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・・・素晴らしい活用方法です。しかし、「エコキャップ」運動について、情けないニュースがとびこんできました。


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【参考1】エコキャップ推進協会

http://ecocap.or.jp/index.html

現在、ペットボトルは、年間約250億本が生産され回収率は62%、再資源化率は37%で完全再資源化には、ほど遠い状況となっています。再資源化を促進するには、ペットボトルからキャップを外し、ラベルをはがすことが重要です。ペットボトルからキャップを外しても一般のゴミに混ぜてしまいますと、焼却処分されCO2の発生源になったり、あるいは埋め立て処分されると土壌汚染を引き起こす事となり、リサイクル資源にはなりません。キャップを分別回収するだけで、環境保護と再資源化の促進が出来るとしたら大変すばらしい事ではないでしょうか。一方、世界の発展途上国には、まだ栄養失調や下痢、又は予防できる感染症で命を落としたり、後遺症に苦しんだりしている子どもたちがたくさんいます。ワクチンさえあれば命が助かる子どもたちは、世界で一日に約6000人にも達しているそうです。その子どもたちを救済することが、世界の友人として私たちの役割ではないでしょうか。私たち一人一人が共生の立場でワクチンを届けることが出来れば、それは国境を越えた未来へのすばらしい贈り物になります。私たちは、ペットボトルのキャップを外して集め、「再資源化」することで「CO2の削減」キャップの再資源化で得た売却益をもって「発展途上国の子どもたちにワクチンを贈る」こうした3つのテーマをシンボルフレーズとして「エコキャップ推進協会」を設立いたしました。


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【参考2】全国障害者福祉援護協会エコキャップ協会

http://ecocap007.com/index.html

この度、特定非営利活動法人 全国障害者福祉援護協会、エコキャップ推進協会が一丸となり、チャレンジメン本部という部門を設立しました。当チャレンジメン本部では、通常はゴミとして廃棄されるペットボトルの使用済みキャップの回収を通じて、「障害者雇用と社会参加の促進」、「リサイクル・CO2の削減に寄与」、「世界の子どもたちにワクチンを寄付」の3つの取り組みを実現させることを目的としています。障害者が従事する全国の地域作業所へ破砕機を寄贈し、障害者の方へ作業を引き受けていただく計画です。「キャップを捨ててしまうのではなく集めること」、それは「地域社会に貢献」するかけがえのない一歩となります。ペットボトルキャップのご回収、破砕機寄贈のご支援等を行ってくださる方を募集いたしております。ご協力のほどよろしくお願いいたします。※「チャレンジメン」とは、神さまからの天使・障害者の意です。


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【参考3】平成27年4月10日

世界の子どもにワクチンを日本委員会理事長細川佳代子よりの声明

http://www.jcv-jp.org/

今般のNPO法人エコキャップ推進協会の対応については、世界の子どもにワクチンを日本委員会として本当に残念なことだと思っております。エコキャップ運動は、ペットボトルキャップを回収してワクチンに替え、開発途上国の子どもに届ける全国規模の活動として広く知られています。ところが、2013年9月より現在に至るまでNPO法人エコキャップ推進協会より私たちへの寄付は行われていません。全国の皆さまが、開発途上国の子どもたちにワクチンが届くと信じて、ペットボトルキャップを回収してくださった善意の気持ちが、裏切られた形となっていることは大変残念です。世界でワクチンがないために命を落とす子どもは、1日4000人。この状況を改善するために、世界の子どもにワクチンを日本委員会は1994年より活動を行っております。今後とも、エコキャップ運動に取り組んでいる方々を含む多くの支援者様と共に、世界の子どもにワクチンを届ける活動を進めます。引き続き、皆さまのご協力、ご支援を頂きたく、どうぞ宜しくお願いいたします。


【参考4】サンケイ新聞より

「世界にワクチン届けよう」NPO法人、寄付せず

「世界の子供たちにワクチンを届けよう」と呼びかけ、全国からペットボトルのキャップを集めているNPO法人「エコキャップ推進協会」(エコ推、横浜市)が平成25年9月以降、キャップの売却益をワクチン支援事業に充てていなかったことが10日、分かった。会見したエコ推の矢部信司理事長(55)は事実関係を認め、「昨年度は(売却益を)障害者支援事業に充てたため、ワクチン支援事業に寄付する資金がなかった」と釈明した。エコ推は19年に設立。全国から集めたキャップをリサイクル業者に販売し、売却益で社会福祉事業に取り組んできた。これまでに123億個以上のキャップを集めて売却。世界各地へポリオなどのワクチンを送る活動をしている認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会」(JCV、東京都港区)に総額約1億2400万円を寄付してきたが、25年9月以降はJCVへの寄付を停止していた。矢部理事長は「決して私腹を肥やしていたわけではない。今後もワクチン支援は続けていく」と強調し、「市民や関係者に多大なご心配をおかけしたことを心から陳謝する」と謝罪した。


・・・「エコキャップ」運動に参加・協力されている方々は、かなり多くおられるはずです。この件について、お知らせしなければと思い掲載いたしました。