木川かえる(3) | すくらんぶるアートヴィレッジ

すくらんぶるアートヴィレッジ

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

・・・「かえるも昭和ふりかえる」が届きました。これからジックリ「かえるさん」を偲びながら読みたいと思います。さてその前に、関西以外の方々のために、やっぱり「ワッハ上方」を紹介しておかなければと思います。


わは1


ワッハ上方移転は文化消す藤本義一さんら署名提出

大阪府の財政再建で移転が検討されている府立上方演芸資料館(ワッハ上方)の存続を求め、作家の藤本義一さんらが2008年4月17日、全国から集めた約2万人分の署名を府に提出した。記者会見した藤本さんは「ワッハ上方は人が集まる今の場所しか考えられない。移転すると文化が消える。やってはならない」と強調した。署名は漫才作家・故秋田実さんの娘で喜劇脚本家の林千代さんらを中心に3月から集めた。橋下徹知事は、ワッハ上方の賃貸料が高額すぎると指摘。府の改革プロジェクトチームは、ホールを廃止し府の施設へ移転する方針を打ち出している。現在、ワッハ上方は大阪・難波の繁華街にあるビルに入居。資料展示室も備え、府は2007年度に約4億2800万円を支出している。



わは2


上方演芸資料館(ワッハ上方)の再編について

http://www.pref.osaka.lg.jp/bunka/sisetujoho/wahhasaihen.html

大阪府は、平成25年度以降の上方演芸資料館(ワッハ上方)のあり方について、現在のYES NAMBAビルの4・6・7階で展開している施設を7階に集約・再編し、無料化して効率的な運営を行うとともに、貴重な上方演芸資料を一層活用するため、市町村や大学等との連携のもと、巡回展示や学術研究などの新しい展開を図ることとしました。


わは3


ワッハ上方、大阪府直営へ民間委託やめ資料収集に重点

大阪・ミナミにある大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)について、府は2015年度から民間委託をやめて直営する方針を固めた。ワッハ上方は大阪のお笑い関連の資料などを収蔵しており、一般公開は続ける。今後は客を増やすよりも資料の蓄積に重点を置く。ワッハ上方は1996年に開館した。2008年に橋下徹知事(当時)が財政負担や集客が伸びないことを問題視し、運営の見直しを進めている。2013年3月に展示室と小劇場を閉鎖。昨年度から過去のお笑い番組の視聴や書籍の閲覧といったライブラリーに絞った。大阪府・市の文化行政の第三者機関「大阪アーツカウンシル」は2014年7月に存続を提言。府は資料の収集や蓄積に力を入れるため、吉本興業グループへの委託をやめて直営にする方がふさわしいと判断した。現在、賃料と運営費として府が年間約5千万円を負担しているが、直営でもほぼ同じになる見通しだという。


わは4


◆【ワッハ上方】◆ http://www.wahha.or.jp/

542-0075大阪市中央区難波千日前12-7YES NAMBAビル7階06-6631-0884

大阪府立上方演芸資料館は、上方演芸に関する資料を収集・保存・活用する文化施設です。大阪府立上方演芸資料館(愛称:ワッハ上方)<YES・NAMBAビル7階>は、上方演芸(落語・漫才・講談・浪曲など)と上方喜劇に関する資料を収集・保存・活用し、上方の演芸・喜劇に広く親しんでいただき、学習していただくことを目的としています。「笑い」を大切にする大阪の文化にふさわしい芸能として発展してきた演芸・喜劇の魅力を伝える全国で唯一の「笑い」の資料館です。これまでに収集してきた資料は約6万点。過去に放送されたテレビ・ラジオの3000本に及ぶ演芸番組の視聴とともに、上方演芸・上方喜劇に関する書籍を閲覧していただけます。


わは5


・・・「ミュージアム」のあり方は、「私たち」の活用・利用のあり方でもあります。単に惜しむだけでは、貴重・重要な文化遺産は守れません。まずは、「ミュージアム」の現状を直視しつつ、自分のあり方を考えていきたいと思っています。それは、環境問題における「カエル」たちの現状を知ることとも共通です。