「関西支部のおすすめ」と並行して
「・・・のなげき」もお伝えしていきたいと思います。
遠方より大阪に来られるカエルファンは、きっと「かえ~るボックス」を楽しみにされていると思います。
◆大阪「かえ~るボックス」◆
高さ1.5mほどの樹脂製で、あんぐりと大きな口を開けたなんとも愛らしい表情をしている「かえ~るボックス」。1992(平成4)年10月1日、大阪市交通局・市営地下鉄構内に初めて設置されました。
これは、撤去される前の無残な姿です。
●2009年3月になって古新聞の中から、大阪市交通局が「かえ~るボックス」をオークションに出品したというニュースを発見しました・・・
大阪市は、インターネット上のオークションサイトに、市営地下鉄の駅名表示板や、駅に設置されていた新聞雑誌用のカエル形大型回収箱「かえ~るボックス」など18種54品の不要品出品を始める。回収箱は、テロ対策のために駅から撤去され、不要品になっていたという。市では「将来的に新たな財源になれば」と期待を寄せている。不要品が出品されるのはヤフージャパンが運営するオークションサイト。2008年12月5日から1月16日までの間、入札参加希望者を募集し、書類審査を経て参加資格を得ると、1月23日から29日の間に入札ができる。出品される駅名案内表示板は、縦57センチ、横170センチで、駅名のナンバー表示が入っていない旧タイプ。谷町線天王寺駅で使用されていたといい、エスカレーター工事に伴って外された。また、御堂筋線を中心に地下鉄23駅で置かれていた「かえ~るボックス」は高さ150センチ、幅85センチで、重さは約50キロ。カエルの口に新聞や雑誌を投げ入れる回収箱として親しまれていたが、地下鉄テロを警戒するうえで「回収箱の中身を確認しにくい」として駅から姿を消していた。今回は3体が登場する。市はこのほか、公園の樹木を運ぶのに使用した中古貨物自動車(平成10年製造)や水やりに使った中古中型散水車(9年製造)も出品する。
関西支部としては、とても誇りにしていた「かえ~るボックス」だったのですが・・・
●しかし、すでに期間は過ぎていて、どれくらいの価格で落札されたのかを調べてみますと・・・
大阪市交通局は29日、市営地下鉄とバスの不用品計54点をインターネットオークションに出品した結果、50点が計約26万7000円で落札されたと発表した。最高額は、カエルの形をした駅設置の新聞雑誌回収箱「かえ~るボックス」で2万5500円。高さ1メートル50、幅85センチ、重さ約50キロと“大物”だが、出品3点中2点が2万円以上で落札された。
ネット情報では、上記の画像ぐらいしか発見できませんでした。どこかの会社の前に置かれているようです。
●ということで、とても残念でしかたがありません。そこで、大阪市交通局のHPを調べて、問い合わせをしてみましたら・・・
今回は3体出品し、1体売れ残っております。今後のオークションへの出品は、鉄道・バス不用品について「かえ~るボックス」を含めて未定であります。確かなことは言えませんが、仮に実施する場合は、年度に1回、年末から年始にかけて行うことになると思います。実施の際のご連絡については、関係法令に基づいた一般競争入札となっており、一般的なオークションと異なり、特定の方への連絡は、入札の公正性・透明性にかかわることですので、大変申し訳ありませんが連絡することはできません。当局においても、できるだけ多くの方に周知するために、報道機関への資料の提供、当局HPへの掲載などを行っています。実施する際は、下記のアドレスで公表しますので、お手数ですが適宜確認をお願いします。
●という、ていねいなお返事をいただきました。次回は、ぜひ入札したいと思います。なお、大阪市交通局のアンケートに応えたら、壁紙をもらえたりしますので、興味のある人はHPをご覧ください。
●そして、オークション情報をわざわざ連絡をいただいたりしたのですが、結果は落札することができませんでした。その後、どこかで出会うのではないかと楽しみにはしておりますが、人目につく場所には出ていないようです。コレクターさんが、自宅の庭などに置いているのかもしれません。
・・・もし、どこかで発見されましたら教えてください。