中之島(6)
寒くなる前にスケッチしようと・・・母と再度「中之島」にやってきました。
これまで気づかなかったことを、いろいろ発見しました。「大噴水」の下を見ると・・・
■ガラスアーティスト岡本覚
1955年 大阪市内生まれ、職人の街に生まれ育ち、硝子屋・鍛冶屋・大工に囲まれ、幼少より物作り環境に恵まれた。現在、複数の大学との材料素材研究とアートの表現に没頭している。
1978年 クールステンドグラス設立;日本にアメリカ流のステンドグラスを紹介すべくディストリビューター及び創作作家として工房開設。
1979年 金属表面処理剤ブラックアンティーク開発;ステンドグラスパネルやランプではんだや鉛部分を黒くする為の用材。毒物・劇物扱いになる為国家試験資格を取得し開発成功する。
1979年 金属表面処理剤カッパ―アンティーク開発;ステンドグラスパネルやランプではんだや鉛部分を銅赤くする為の用材。
1981年 硝子と樹脂の成型物における膨張比率研究;スラブステンドグラスで樹脂コンクリートとガラスブロックとの接着性能問題解決を図る。
1983年 不動産業者が大阪江坂にDIYショップオープン、クラフト関係商材プロデューサーとして活躍。
1986年 硝子用紫外線硬化型樹脂開発;はんだ・鉛を使用しないステンドグラス開発の為「オプティカル装飾体の製法とその装置」特許取得
1988年 株式会社ビー設立;そごう・西武百貨店・高島屋内にクラフトショップ展開の為株式化。
1988年 板硝子とガスケット一体型成形開発;サッシの無いガラス窓製作の為、実用新案取得
1993年 界面結晶化硝子ビードベール開発
1995年 「ガラスの繭計画:地中に電気を流し1トン位のガラス塊を作りピラミッドのように積み上げるパフォーマンス」発表。
1995年 地中に含まれる有害物質の硝子固化技術開発。
1997年 マイナスイオン発生ガラス開発。
1998年 バレットガラス開発;ガラス表面が物理的に割れた状態の加工方法。
1999年 タコベール開発;たこ焼きの鍋を使ったガラス饅頭のような点字歩行ブロック。
1999年 蓄光材製造メーカー開発顧問就任。
2001年 ガラスおこしインターロッキング開発。
2001年 廃蛍光管リサイクルガラス開発。
2001年 特許出願「廃ガラスを用いたガラス製形体の製造方法」
2002年 特許出願「筒型ガラスフィルターとその製造方法」
2006年 特許出願「ガラス書」; ガラス面上に墨書出来るように墨用液開発。
2006年 日本学術会議材料工学連合講演論文発表「廃ガラスとガラスアートの環境共生」
2008年 特許取得3966411「人工岩礁とその製造方法」
2008年 特許取得(査定)2002-341842「多孔質ガラス成形体とその製造方法」
著書: 「ガラス工房からの発想」商店建築社、「エコマテリアル」丸善、他
■株式会社イッコウ リ・グラス アート
環境デザイナー板橋一広 と ガラス造形作家 岡本覚を中心に平成20年3月に設立されました。長年携わってきた[環境計画と素材開発]この異なる2つの領域に[環境共生と素材表現]というキーワードを見い出し、これをさらに意義あるものとして、社会に向けて発信する事を目的としています。長年、開発に携わってきたリサイクルによる新たなガラス素材「雪花硝子」を広く皆様にご紹介し、アートワーク、プロダクト開発、新素材開発など、環境共生とアートの接点を模索しながら素材と真摯に向き合い更なる研究を進める所存でおります。避けて通ることのできない深刻な地球環境問題に対し、真剣に取り組まなければならない時代に生きる者としてひとつの素材開発がアートとしての表現からプロダクトや建築、都市環境へとフィールドを拡大し、社会性のある活動へと展開させて行く、大事な役務を担っている事を痛感しています。薄いガラスの中に、小さな空間と時間をつむぎ、やさしさと温もりをもった素材が、人々の目を楽しませ日々の暮らしが、少し豊かになることを願っています。
・・・ガラスが割れているところを、はやく修復してほしいですね。
「剣先公園」にある樹木・・・金属の一部が食い込んで(食らい込んで)います。これは何なのか・・・整備される以前の様子を調べる必要があります。
天神橋からの螺旋スロープに・・・
■大阪21世紀協会1982年4月~
大阪府および大阪市が中心となって運営する公益財団法人である。1982年4月8日設立。
会長:熊谷信昭、理事長:堀井良殷。「大阪21世紀計画」と題し、21世紀の国際都市作りを目指すことを目的として設立。協会設立に併せて「大阪21世紀計画」の基本理念を作成し、1983年「グラウンドデザインの基軸」を制定。(1986年・1992年・2003年に改訂版の「グラウンドデザインの基軸II」、「新グラウンドデザイン」、「第3次グラウンドデザイン」を策定した)。大阪21世紀の総合計画である「人が元気・暮らしが安心・都市が元気~大阪の再生・元気倍増プラン」と、大阪市が考える「アジアの交流拠点として都市の活気があふれる大阪の街づくり」、「人が集まり、育ちや新しいものを生み出す大阪作り」、「暮らしたい・訪れたい・魅力あふれる大阪作り」を柱として、「水都大阪」「文化創造都市・大阪」の実現を目指して取り組む。
■関西・大阪21世紀協会2012年4月~
関西・大阪21世紀協会は、1982年4月、官民の協力の下、国際的で文化的な「世界都市・大阪」の創生を目指した「大阪21世紀計画」の推進母体として、「大阪21世紀協会」の名で設立されました。初代会長には、松下幸之助(松下電器産業相談役/1982~85年)が就任し、続いて、芦原義重(関西電力会長/1985~93年)、佐治敬三(サントリー会長/1993~99年)、熊谷信昭(大阪大学名誉教授/2000年~現在)が歴代会長に就任しました。この間、「大阪築城400年まつり」や「御堂筋パレード」の開催をはじめ、大阪国際会議場の建設構想の策定、「国際花と緑の博覧会」の誘致、関西国際空港開港記念事業の推進など、文化立都の気運醸成に向けたさまざまなイベントや提言活動を行って参りました。2010年4月、民間非営利法人として組織改革を行い、財界の支援や協力を得ながら、「水都再生」「文化創造」「大阪ブランドの向上と発信」を柱に、オール大阪のミッションの推進役となって活動を先導しています。2012年4月からは大阪を中心に関西一円を対象とした公益目的事業を行う「公益財団法人関西・大阪21世紀協会」として、長年培った産学官の幅広いネットワークを活かし、文化の振興によって関西・大阪の経済、社会の活性化に寄与すべく活動を展開しています。
「公会堂」をスケッチしていたら、母が屋根上に像があると言うので、カメラを望遠にして撮影してみました。これまで気がつかなかったなあ。これも、調べなくてはなりません。
昼食は、公会堂地下の「中之島倶楽部」で・・・もちろん「オムライス」です。壁の電灯・・・これは「ガス灯」のようです。
・・・知らないこと、気づかなかったことがあまりにも多いなあ。