ジジ・オラマ(31)
新素材・・・
マッチ棒では短いし、つまようじや竹串は軸が丸いので、ジオラマで建物の柱にできる手ごろな素材はないものかと探していたら、ピッタリのものを見つけました。料理用のつまようじです。なんと、マッチ棒より長くて、軸は四角いのです。早速、「ひさし」の支柱として使ってみました。つまようじですから、先がとがっていますので、段ボールなどに突き刺して使えるというメリットもあります。
田畑を作り始めましたが、やはり農家らしい建物が必要です。私は、ついつい古い手帳などが捨てられずにためてしまうのですが、その表紙の合成皮革が役立つときがきました。紙素材にはない柔らかなシルエットが、農家の雰囲気をかもし出してくれます。目からウロコの新発見、新素材です。
何度も書いてきましたが、ジジオラマは孫と遊びながら作ることが目的ですから、即効性が大切です。したがって、固まるまで時間のかかる接着剤より、両面テープやシールを多用してきました。しかし、細かい作業や堅牢性という点で、どうしても接着剤が必要になります。私が主に使用しているのは、以上の接着剤です。大量に広い範囲で段ボールなどを接着する場合は、もちろん木工用ボンドです。
■ボンド(bond)
英語では「結合」「束縛」「証文」などの意味。日本では次のような意味がある。
コニシ接着剤の登録商標。化学結合。金融関係用語で債券のこと。保税倉庫留置。電線で繋ぐこと。その電線を「ボンディングワイヤ」と呼ぶ。など
・・・なんと「ウルトラ」という接着剤のネーミングとの関連で、「ウルトラマン」キャンペーンが展開されています。ジジ・オラマにふさわしい接着剤です。早速、応募しました。当たるといいなあ・・・
■コニシ株式会社大阪市中央区道修町と東京都千代田区神田錦町に本社を置く接着剤の製造販売をおこなう企業である。1870年に製薬の製造販売をおこなう「小西屋」として創業される。創業当初は製薬だけでなく洋酒や缶詰などの食品類を取り扱い、1884年には「アサヒ印ビール」(現・アサヒビールの源流)の製造・販売を開始した[。その後アルコール飲料類は子会社「大阪洋酒醸造」に移管。1912年から問屋に専念し、工業用の薬品や輸入アルコールなどの販売、並びに日本薬局方アルコールの製造販売を展開。1914年に合資会社設立。その後1925年に、株式会社小西儀助商店に改組した(同社では同年を法人設立年と見なしている。なお同社は1976年に現在の社名・コニシに変更した)。1952年に合成接着剤「ボンド」(日本では、1952年に出願され、1953年に商標登録されている。)の発売を開始。その後の日本を代表する接着剤のトップブランドとして成長するようになり、「コニシのボンド」の印象を強く根付かせた。事実、インターネットでのドメイン名も「bond.co.jp」。現在、東亞合成株式会社と業務提携を結んでおり、強力瞬間接着剤の「アロンアルフア」のブランドを「ボンド・アロンアルフア」として発売している。同社の東京支社は2005年に東京本社に格上げされている。小西屋・小西儀助商店時代の本店は、現在も大阪本社が入居しているビルの北隣に現存しており、関連企業であるボンド興産の本社として使われている。2001年には「小西家住宅」として重要文化財に指定された。
・・・「小西家住宅」も見に行きたいものです。