東高野街道(25) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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東高野街道(25)


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-かん1


「恩智神社」の石段を登っていくと・・・


神宮寺感応院八尾市恩智中町5丁目

高野山真言宗の寺。正式には「天川山神宮寺感応院」河内西国観音霊場 第十二番もと恩智神社をお守りする別当坊であり、六坊の筆頭坊であったという。神武天皇東征の砌り、天皇身をひそめて難をまぬがれし大樹を、母の如き恩ある木として「母木」と名づけ、この木のある里名を母木里と呼ぶ。後に聖徳太子、仏師に命じてこの木をもって十一面観音の像を作らせこの寺に安置す。当尊は、今は平安時代の作として重要文化財の指定をうけている。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-かん2


「感応院」をぐるりと回ると、素晴らしい景色が広がっていました。そのまま「恩智神社」の裏山に登ってみました。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-かん3


かなり大きな美しい池があり、数名の方が釣りを楽しんでおられました。のんびり・・・を絵に描いたような景色です。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-かん4


山を反対方向に下りていくと、自動車用の入口?がありました。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-かん5


「清明水」という井戸があり・・・


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-かん6


清浄泉柏原市太平寺2丁目

この井戸の水脈は、生駒山地の地形生成時に生じた岩盤の節理に沿うもので、岩盤が地表に近くなったところで湧き出しています。奈良時代、この付近には河内六寺が甍を連ねていました。その中でも特に規模の大きかった智識寺がこの井戸の近くにあり、聖武天皇、孝謙天皇、称徳天皇が行幸された記録が残っています。また智識寺の南には、天皇が行幸する際の仮の御所である「行宮(あんぐう)」があったとされ、昔から天皇、僧侶、村人がこの井戸の水を使っていたと考えられています。俗説で、空海(弘法大師)がこの地を訪れ、この井戸を掘り起こし、付近の住民や農作物を干ばつから救ったとの言い伝えがあり、「大師の水」として大切に利用されています。昭和58年に、この井戸と水脈を含む地域が、大阪府の史跡に指定されました。誰でも水を汲むことができますが、煮沸した上で飲んでください。


・・・この井戸の紹介を忘れていましたので追加します。