突撃隊(1961・米) | まなぶんの戦争映画辞典

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これまでに見た戦争映画について、戦車などの軍用車輌、ヒロインの写真で紹介していきます。また、ナチス役などの個性的な俳優についても紹介します。BD、DVD、VHSで保有している全ての戦争映画を掲載するのが目標。コメントお待ちしています!

突撃隊(HELL IS FOR HEROES)

 

監督 ドン・シーゲル

出演 スティーヴ・マックィーン、ボビー・ダーリン、フェス・パーカー、ジェームズ・コバーン、ハリー・ガーディノ、ニック・アダムス

1944年、第二次大戦末期のドイツ国境。アメリカ軍は、ジークフリート要塞線に中隊を派遣した。そのうちの1小隊にはかつて勲章を授与されながら、泥酔による暴行が原因で降格していたリース(マックイーン)がいた。そうした中、中隊は隣接する部隊を支援するため一時的に移動し、リースたち数名が防衛のため残されることになる。彼らの任務は、中隊が戻るまでドイツ軍を釘付けにすることだったが、戦力の差は大きく、その事実を敵に悟られぬよう大部隊であるかのように偽装していたのだが・・・・・
歩兵部隊モノなので戦車はこの破壊されたM4シャーマンのみです。76ミリ砲装備の後期型ですね。
冒頭M3ハーフトラックが登場します。このシーンのみでちょっと残念。
これはダッジWC52でしょうか。ダッジの他のタイプやGMCトラックなども登場しますが、遠景が多く写真は省略。
ウィリスジープは全編にわたって大活躍します。
ドイツ軍の軍装はまずます。悪い将校とかは出てきません(残念)。
上の写真でドイツ兵が見ていた連合軍車輛の識別表。なんだか変な車輛ばっかり(笑)。右下の戦車はイタリア戦車かよ(笑)。
主演のリースを演じたのはスティーブ・マックイーン。いやーシブいです。すごい存在感。ずっとグリースガンを持ってました。戦争映画では「大脱走」「戦雲」「戦う翼」などに出演。私は「タワーリング・インフェルノ」の消防隊長オハラハン役がカッコよくて好きです。パニックもののカッコよさでは「新幹線大爆破」の千葉真一と双璧です。
こちらはヘンショー伍長(コバーン)。「荒野の七人」のブリット役から2年後。翌年には「大脱走」に出演します。シュタイナー軍曹は更に20年後です。
パイク軍曹を演じたフェス・パーカー。知らない俳優さんですが、なかなかの演技でした。西部劇などに結構出ていたようです。
右はホーマー役のニック・アダムス。東宝特撮作品に出てたので、日本ではかなり有名です。代表作は「フランケンシュタイン対地底怪獣」「怪獣大戦争」など。残念ながら36歳で亡くなっています。
バーの女、モニーク(ミシェール・モンタウ)。知らない女優さんですが綺麗ですね。
 
(寸評)
「ダーティーハリー」で有名なドン・シーゲル監督の戦争作品です。低予算ながらも迫力のある演出で飽きさせません。マックイーン、コバーン以外は日本では無名(除・アダムス)ですが、それぞれ特徴的で良い演技をしてくれています。
(評価)☆☆☆☆(5点満点)  *DVD
(双葉)☆☆☆★★★(4点満点) ※マックイーンのアクションの魅力を見せる目的の作品→ですね。でも評価高杉くん。双葉さんマックイーンのファンなのかな?