インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
(Indiana Jones and the Last Crusade)
監督 スティーヴン・スピルバーグ
出演 ハリソン・フォード、ショーン・コネリー、デンホルム・エリオット、アリソン・ドゥーディ、ジョン・リス=デイヴィス、ジュリアン・グローヴァー、リヴァー・フェニックス、マイケル・バーン
1912年、まだ12歳のボーイ・スカウトの少年インディ(リヴァー・フェニックス)はフェドラ(リチャード・ヤング)からコロナドの十字架を奪う。ピンチを切り抜けて荒野を駆け抜けて家にたどり着くが、保安官は十字架をフェドラとその雇い主パナマ・ハット(マクスウェル)に返すよう命じるだけだった。月日は流れ1938年のポルトガル沖。インディ(フォード)はフェドラから十字架を奪おうとするが・・・
この作品には素晴らしい戦車が登場。イギリスのマーク4っぽいですが無骨で素晴らしいです。左のトラックもよい感じ。
アップのシーン。かなり大きな戦車ですね。映画用のプロップですがデキがよすぎます!
ドイツ軍の車列もいい感じ。古くさい車輌の真ん中にいるキューベルワーゲンが浮いてる感じ。
ドイツ軍のバイクやサイドカーも活躍。よいシーンです。
この飛行機はスタンプSV4Cという機体のようです(やっと調べた)。
こちらはピラタスP-2-05。ザ・ロンゲスト・デイのときにコウ中村さんに教えてもらいました。
主役のインディ・ジョーンズ(フォード・左)と悪役のドノバン(グローヴアー・右)。ジュリアン・グローヴアーは「スター・ウォーズ帝国の逆襲」のスノーウォーカー司令官ヴィアース将軍で有名。
インディとお父上のヘンリー(コネリー)。ショーン・コネリーは初期の007シリーズのボンド役や「遠すぎた橋」のアーカット将軍役など説明不要ですね。この作品ではコミカルな演技も良かったです。
ヒロインはエルザ・シュナイダー(アリソン・ドゥーディ)。ま、キレイな方ですがイマイチ感情移入できず。美人すぎて可愛げがないからかも。他に「キングソロモンの秘宝」などに出演。
悪いナチス役はフォーゲルSS大佐役のマイケル・バーン。彼の悪いナチス役は「ナバロンの嵐」などがありますが、「鷲は舞い降りた」ではいいドイツ軍、「遠すぎた橋」ではバンデラー中佐(マイケル・ケイン)の従兄弟の英国将校役を好演しています。
ヒトラー(右)を演じたのはマイケル・シェアード。ドイツ兵役の常連でヒトラー役も多く演じています。「オフサイド7」「ナバロンの嵐」などにも出演。
序盤のリバー・フェニックス編に登場するパナマ・ハット(ポール・マクスウェル)。「遠すぎた橋」のテイラー少将役など好きな俳優です。
(寸評)
2作目の「魔宮の伝説」があまり好きじゃなかったので少し盛り返した感がありましたね。フォーゲル大佐(バーン)が好きだし。しかし、もう30年近く前なんですね。年取るわけだ。
(評価)☆☆☆☆(5点満点) *DVD