レッドボール作戦(RED BALL EXPRESS)
監督 バッド・ベティカー
出演 ジェフ・チャンドラー、アレックス・ニコル、チャールズ・ドレイク、シドニー・ポワチエ、ジャクリーン・デュバル
1944年8月の西部戦線。パットンの米第3軍は、弾薬など物資が不足し停止を余儀なくされる。連合軍司令部は急遽、特別な軍用トラックルートを開設。補給を担う部隊は「レッドボール・エクスプレス(火の玉急行)」。運転手の多くは黒人で、部隊を率いるキャンベル中尉(チャンドラー)の前にはドイツ軍部隊が立ちはだかる。
輸送部隊が主役なので当然トラックが大活躍。GMCの色々なタイプが登場してソフトスキン好きにはたまりません。左はダッジWC56です。
こちらはダイヤモンドのレッカー車です。無骨で好きですダイヤモンド。昔プラモも作りました。
M4シャーマン戦車も登場。あまり活躍はしませんが(笑)。
いくつかのタイプがいるようですが、主に長砲身の76ミリ砲型です。
アップです。右の人物は第3軍の参謀ゴードン少将(ハワード・ペトリー)です。
ウィリスMBも活躍。ケーブルカッターのアタッチメントを装着していますね。
立ちはだかるドイツ戦車。偽装されていて何だかわかりませんが、いい雰囲気です。
主役のキャンベル中尉(チャンドラー)。戦争映画では「陽動作戦」でも主役を演じています。
若い頃のシドニー・ポワチエ(左)が出ています。後に「野のユリ」でアカデミー賞を受賞。「夜の大捜査線」「いつも心に太陽を」も有名ですね。92歳でご存命です(2020.1)。
ヒロインのフランスの村娘アントニエッタを演じたのはジャクリーン・デュバル。すごい美人です。スタイルもいいですね。
アップでもう一枚。芳賀書店の外国俳優大事典にも出てないほどマイナーな方ですが、かなり好きなタイプ♪
更にもう一枚。笑うとエクボかかわいい!すみません(笑)。
悪いナチスとかは特に出ません。ドイツ兵は第一次大戦のヘルメットです。
クライマックスで燃える町の中を突破するトラック群。迫力あるシーンです!
みんな笑顔でハッピーエンド。爽快な気持ちになれます。
(寸評)
輸送部隊が主役の映画は珍しいですよね。上官との確執からはじまり、戦いの中で信頼と友情が芽生えていくお決まりのパターンですが、脚本がよく全く飽きさせません。あとはジャクリーン・デュバルちゃんが可愛いです(しつこい)。
(評価)☆☆☆☆(5点満点) *DVD