戦闘機対戦車(DEATH RACE)
監督 デヴィッド・ローウェル・リッチ
出演 ロイド・ブリッジス、ロイ・シネス、ダグ・マクルーア、エリック・ブレーデン
1942年のアフリカ戦線。米軍のカルペッパー中尉(マクルーア)はマクミラン少佐(シネス)とともに地雷処理のためにP40で出撃するが、ドイツ軍のバイムラー将軍(ブリッジス)の部隊により少佐の機は撃墜されてしまう。さらに少佐を救出中に中尉の機も被弾して飛行不能になってしまう。そこへバイムラーの指揮する戦車が現れ、飛べない戦闘機と戦車との追いかけっこが始まる。
バイムラー将軍が指揮するシャーマン戦車。HVSSの76ミリ砲タイプですね。強いです。
疾走するシーンがアップで映し出されます。なかなかの迫力。
4人の戦車兵たちとバイムラー将軍(右)。
戦闘機対戦車の一騎打ちの映画なので他の車輌はあまり出ません。これは撃破されたキューベルワーゲン。
左にはM3系のハーフトラック。側面に切り欠きがあるので「ラットパトロール」で使用された車輌かも。
この車輌珍しいですが、車種などは不明。この作品なぜかimcdbに載っていません。
こちらのジープは、M422マイティマイトです(yawataさまに教えてもらいました。)
主役のもう１機カーチスP40です。シャークマウスが似合いますね。しかしエルアラメイン戦になぜ米軍が？
悪いドイツ軍役はバイムラー将軍のロイド・ブリッジス。異常な執念で戦闘機を追い詰めます。柏葉剣付の騎士十字章を付けてますね(受章者がアフリカ戦線にいたのか？)。将軍の襟章の上下が間違ってます(笑)。
好きなキャラなのでもう１枚。完全にいっちやってます(笑)。
良いドイツ軍(笑)はシュテッファー役のエリック・ブレーデン(別名・ハンス・グデガスト)。「ラットパトロール」の我らがディートリッヒ大尉で有名です。
(寸評)
低予算のテレビムービーですが、すごく面白いです。特にバイムラー将軍の狂気の演技が見どころ。将軍がなぜたかが１機の壊れた戦闘機にそこまでこだわるかは不明ですが(笑)。絶対に見て損はない作品です。
（評価）☆☆☆★(５点満点) *DVD