オフサイド7(Escape to Athena)
監督 ジョルジュ・パン・コスマトス
音楽 ラロ・シフリン
出演 テリー・サバラス、ロジャー・ムーア、デビッド・ニーブン、クラウディア・カルディナーレ、エリオット・グールド、ステファニー・パワーズ、ウィリアム・ホールデン
1944年ナチス占領下のギリシャの連合軍収容所。所長のヘヒト少佐(ムーア)は捕虜たちを使って美術品の発掘を行っていた。捕虜の考古学教授のブレイク(ニーブン)はレジスタンスのリーダーのゼノ(サバラス)と連絡し、連合軍の侵攻に応じた反乱を企てる。
戦車は出ませんが、ソフトスキン車輌はかなり充実、このようにキューベルワーゲンやスタッフカーがふんだんに登場します!
手前はストーヴァーの軽統制型・タイプ40という車輌。戦争映画の登場は珍しいかも。右にはケッテンクラートがいます。
キューベルワーゲンも複数登場。後ろは先程のストーヴァー。
後ろのトラックは、メルセデス製ですね。手前はストーヴァー(しつこく出て来ます)、
左の高級車は、メルセデス290カブリオレ。手前もメルセデス製の車輌です。
ラスト近く謎の黒服集団が登場、急にSF映画みたいになってきたぞ(笑)。
黒服集団に続いて、真っ黒い小型の半装軌車輌がミサイルのようなものを牽引してるかと思ったら・・・
なんとケッテンクラートを改造し装甲化した車輌でした。なんかカワイイですね(笑)。いつかミニスケ改造で作る予定(簡単そうだし)。ミサイルはV2のレプリカでしょうか。
ヒロインはドッティ役のステファニー・パワーズさん。かなり色っぽく、全編にわたってコスプレ、脚線美を披露してくれます。いいなぁ(笑)。テレビドラマ「0022アンクルの女」のエイプリル役が有名ですね。
ナチス役は、収容所長ヘヒト少佐を演じたロジャー・ムーア(右)。真ん中はコメディアン・チャーリー役のグールド。左はパワーズさん(横顔がキレイ)。
左から二人目のドイツ兵の人、見たことあると思ったら「スター・ウォーズ帝国の逆襲」でオッゼル提督を演じていたマイケル・シェアードでした。「インディージョーンズ・最後の聖戦」などでヒトラーを演じています。
(寸評)
子供の頃に見たときは荒唐無稽の駄作だと思ってましたが、大人になって見たらすごく面白かった作品です。何しろクセのある俳優陣の演技が素晴らしい。あとステファニー・パワーズさんの美脚も(笑)。カルディナーレやホールデンといった大名優の出演も嬉しいですね。オープニングなどシフリンのテーマ曲も心地良いです。
(評価)☆☆☆☆(5点満点) *BD