地獄のバスターズ(The Inglorious Bastards)
監督 エンツォ・カステラーリ
音楽 フランチェスコ・デ・マージ
出演 ボー・スヴェンソン、ピーター・ホートン、フレッド・ウィリアムソン、イアン・バネン、マイケル・コンスタンティン、デブラ・バーガー
ならず者の脱走兵がV2ロケット輸送中の列車を襲うマカロニコンバット作品です。テレビ放映時の題名はV2ロケット強奪大作戦。タランティーノがこの映画などカステラーリ監督のことが大好きで自作でオマージュしたのは有名ですね。
戦車、軍用車輌は大挙出演(多くはマットペイントですが)します。まずはマニアックなところでユニバーサルキャリア改造の謎のドイツ車輌です。
小さな車輌ですがローアングルで見ると迫力あります。プラモで改造して作りたいですね。
ドイツ司令部にケッテンクラートが到着するシーン。今は珍しくないですが当時は歓喜しましたね。キューベルが3両とか左の乗用車とかソフトスキン好きにはたまりません。
米軍車輌もかなり充実。ジープにハーフトラックにGMCトラックにダッジの救急車など。たまりません。
こちらはGMCトラック。いかにもアメリカ的で大好きな車輌です。またプラモ作りたくなってきました。
この作品はマットペイントの技術があちこちに使われてます。大量の車輌ですが、後ろは写真や絵なんですよね。
こちらも。空襲の後ですが、ちょっとやり過ぎか(笑)。手前はウィリアムソン(左)とスヴェンソン。
ヒロイン紹介は当然レジスタンスの女闘士ニコル役のデブラ・バーガーちゃん。かわいすぎます。他の作品での活躍がないのが残念。ラストの展開はうなずけませんが(死なないけど)。水浴びしてるドイツ女性兵?の写真も貼りたいけど我慢します(笑)。
(寸評)
マカロニコンバットとしてはテンポもよく良作品だと思います。オープニングなどデ・マージの素晴らしいスコアは戦争映画音楽ベスト10にも入ると思います(ないか(笑))。
(評価)☆☆☆★(5点満点) *DVD