1月2日、恒例の大学ラグビー準決勝が秩父宮ラグビー場で行われた。
準決勝第1試合
○明治31-27早稲田●
はっきり言って、準決勝のレベルではない低レベルな試合だった。
キックミス、パスミス、ノックオン、緊張しているのはわかるが、イージーミスが多すぎる。大東文化が準決勝に出ていたほうがよっぽどよかった。
明治の左ウイング、高橋選手のランが効果的でした。
なんか、伝統校という名前だけでラグビーをするのは、もうやめにしたほうがいいと思うほどひどい試合だった。対抗戦でやるならいいけど、準決勝でこんなラグビーを見せられたら両チームのファン、関係者以外はたまったものではないだろう。
第2試合の前座的な意味なら、会場は温まったからよかったが。
準決勝第2試合
〇天理29‐7帝京●
この試合はすごかった。まず、天理のスクラム。体重差があるにもかかわらず、押す押す。帝京のスクラムがここまで崩れるのは見たことがなかった。
さらに各個人のディフェンス、タックルしてすぐに立ち、数的有利の作らせない。意思統一ができたディフェンス。帝京には攻め入る隙が無かった。
バックス陣も強力。13番、14番の決定力がタレントぞろいの帝京より上。ハーフ団の判断力もピカイチ。帝京とは比べ物にならなかった。
帝京はスクラムで負けて明らかにメンタルがやられていた。気持ちを立て直せなかったことが大きな敗因。劣勢での的確な指示ができなかった首脳陣の責任は大きい。
10連覇を阻止したのが関西チームでうれしく思う。
1月12日(土)
大学ラグビー 決勝
天理vs明治
予想:天理の優位は揺るがない。ただ、帝京に勝ち燃え尽き症候群を心配する。明治はスクラムでは劣勢に立たされるはずだが、我慢するしかない。