数日前から『沼ちゃん』と勝手に呼びはじめました。
沼ちゃんはいつもと変わらずにニコニコしていた。
これに関して沼ちゃんはどう思っているかわからないが、無理やり他人のエリアの中に土足でズカズカと入って行ってみました。
基本的にビビリ屋で小心者だが、
興味を持ったら一直線に突っ込むという大胆な精神も持ち合わせています、俺は。
『沼ちゃん』こと大沼優記くん。
とっても興味を引く存在なのです。
普段はニコニコしていて、
稽古場の隅っこでダウンをはおりながらコーヒーを横に置き台本読んでいるという。
が、
稽古が始まるとガラリと人格が変わりハリのある声と身体の切れ、そして力強い目、何かが取り憑いたんじゃないかと思くらいガラッと変わるのです。
こち亀の本田さんみたいに。
『化ける』という言葉が果たしてはまるのか分からないが、単純に『なんだコイツ、カッコイイ!!』って思えるのです。
芝居に対してとても真摯で、繊細に舞台に立つ姿がとっても魅力的な役者です。
ただ、確実に狂気を隠し持っている沼ちゃん、好きです。
今回の座組、ものすごく雰囲気は良いが決して馴れ合わず、お互いがガンガン自分の武器をぶつけ合って戦ってる素敵な稽古場です。
今日も俺は、薄い鎧と『なんかよくわからないが硬くて当たるとすげぇ痛い』みたいな武器を抱え稽古場に乗り込みます!
では行ってきます!
んだばなぁ~、はぃ~。
GAKU