MAVERICK機が飛んだ小松基地航空祭
滞在を延長して、翌日の航空祭本番にも展開した小松基地。
まずは、そのオープニングナンバーとなるハイレートクライムから幕を開けた。
303SQのスペマ機を先頭に、オープニングで編隊航過する4機が離陸した。
前日の公開ゲネプロで撮れなかった、303SQのスペマ機もハイレートもしっかり撮る事が出来た。
3年前と同様に離陸は午前側で撮り、その後はひたすら歩いてシフトする。
シフト後、4機による編隊航過も本番では押さえた。
そして、前日消化不良だった機動飛行。
まずは303SQの離陸後ガバっと捻るところから、シャッターを押す。
青空は無かったものの、雨は降らずスッキリとした曇り空でそのフライトは実施された。
そして今回一番撮りたくて、突き動かされるように展開した、306SQのスペマ機。
本番ではしっかりフライトしてくれました。
大ヒット映画"TOPGUN MAVERICK"とコラボしたこのカラーに、本当に熱くなりました。
その表情で撮りたかったハイレートクライムも、だいたいの読み通りでした。
背中もしっかり押さえましたが、冷静になってみると前日のシフトだったら撃沈でした。
そういう意味では、前日のキャンセルからの延泊は無駄では無かったと思います。
MAVERICK機で完全燃焼してましたが、その後の救難隊のU-125Aも。
前日に増してその背中を撮りながら、2日間の行程は終了となりました。
この後のセットリストは残っていましたが、午前便での帰投だったのでコンプリートしました。
この時点で九州を通過した、最大級と言われた台風14号。
その影響が懸念されていたので、午前のJAL186便に乗り早めの帰投となりました。
そんな186便のプッシュバックした窓から、小松基地航空祭のLIVE会場が見えました。
約40分のフライトの終盤では、線状降水帯が発生する雲の隙間から見慣れた風景が…。
羽田空港ILS22アプローチで、遥か下方に地元の光景が広がっていたので思わずパシャリ。
この後、羽田空港着陸寸前では風景が、真っ白で見えなくなるほどの豪雨となりました。
こうして、私の3年振りとなる小松基地航空祭は終演となりました。
ご一緒して頂いた皆様、現地でお会いした皆様。
楽しい時間を、ありがとうございました。
2022.9.19 : 航空自衛隊小松基地・JAL186便機内