いつか、その日が来る日まで…【百里020904】
ベタ低の上がりから、機影は林の中に突っ込んで見えなくなる。
そして姿を現した時は、夏空に向かって急上昇して行き、彼方でクルっと回転する。
9月の始まり、灼熱のまだ夏の日、朝一発目に魅せたハイレートクライムだった。
先週に続き、金曜日の百里基地へ展開しシャッターを押す。
始まりは301SQのF-4ファントムからで、その1機目が魅せたハイレート。
続けて3機が上がって行ったのだが、その日がまた刻一刻と近づいているようだ。
1st後半組となった3SQのF-2は、8機が離陸した。
南風R/W21でも、夏空の下でも、相変わらずの真っ直ぐ上がりで…。
1機目だけが、良い捻って行ったのは愛嬌だろうか。
そして、301SQのF-4ファントムがフライトを終えて帰って来る。
4機のファントムは、2編隊に分かれタックイニシャルで進入し。
ガバっとコンバットブレイクをして、良い突っ込みを魅せてくれた。
ハイスピードからのブレイクで、主翼には薄っすらをベイパーが出現した。
色付きの姿は無かったものの、この表情が撮れたのは嬉しかった。
悶々とするモノを、スカっと吹き飛ばしてくれた瞬間だった。
ここで色付きも居ないしと思い、転戦したのは不覚な出来事となったのだが…。
結局、線路端で撮り鉄し再び百里基地へ戻るも。
2部隊とも2ndでフライトは終了したようで…。
飛来していた404SQのKC-767Jの離陸を撮って、コンプリートとなった。
何度も言いますが、やっぱり戦闘機はイイですねー。
2020.9.4 : 航空自衛隊百里基地