The Fighting Falcon | □■Success!■□

The Fighting Falcon


■Unplugged!!■


■Unplugged!!■


■Unplugged!!■


熱狂の岩国基地より、“PACIFIC AIRFORCES DEMONSTRATION TEAM”のF-16を。

まずは5月4日昼前に行われた、一発目のプラクティスより。

雲が多めだった一発目は、水平系の演技でフライトした。


離陸してすぐに、いきなり右へバックリと捻る。

その瞬間主翼から、どっとベイパーを吐き出す。

水平系は、とにかく右へ左へと何度も捻る。

そしてベイパーのオンパレード。


またシャッターを押す手は、離れる事なく。

一発目は複座型のF-16Dで、プラクティスは実施された。



■Unplugged!!■


■Unplugged!!■


ブルーインパルスのプラクティスが終わると、間もなくして2発目が離陸した。

2発目は雲が高くなった事から、垂直系で実施された。


離陸はもちろん、ハイレートクライム。

これもまた、主翼からベイパーを出して大空へ垂直に上昇する。

右へ左へと捻る水平系に比べ、とにかく垂直系はハイレートクライムで。


上昇しながら、ベイパーを吐き出す姿は何とも言えない興奮に包まれる。

午後の垂直系では、単座型のF-16Cがその演技を披露した。

結局この日は、水平系と垂直系、2種類の型がフライトするなど、

本番より多くF-16ファイティングファルコンを、楽しむ事が出来た。



■Unplugged!!■


■Unplugged!!■


■Unplugged!!■


そして5月5日、本番の日。

晴天に恵まれたこの日は、見事な垂直系でその演技は披露された。


ベイパーは出たものの、前日に比べるとその激しさは薄かった。

しかし、ド迫力の垂直系で27万の観衆を沸かせたのは言うまでもなく。

青く染まった大空へ、垂直に急上昇する姿は圧巻だった。


轟音で、何度も何度も空気が割れ、地響きのように観衆は揺れた。

“PACIFIC AIRFORCES DEMONSTRATION TEAM”

その演技は、本気で魅せようとする、プロの神業としか言いようが無い。


このF-16のアクロは、今週末に静岡県藤枝市にある、航空自衛隊静浜基地でも実施される。

岩国基地での感動は、静岡で再び再燃する事になる。