歴史的な1日を。 | □■Success!■□

歴史的な1日を。



■CVN-73 USS GEORGE WASHINGTON



■要塞の入港



■注目の的、母港への到着



■艦載機を満載して


上空には多数の報道へり、周囲には警戒する海上保安庁の船と抗議船の数々。

今までに見た事の無い、カメラマンの数々。


9月25日朝。

原子力空母「GEORGE WASHINGTON」は異様な雰囲気に包まれ、

新たなる母港横須賀に、たくさんの人に注目されながら入港した。

甲板には乗組員が綺麗に整列し、艦載機を満載しての初入港となった。

5月に退役のため出港した、通常型空母「KITTY HAWK」の時には見た事の無いシーンだった。


今日は、その歴史的瞬間を撮ろうと、朝から横須賀に展開した。

「KITTY HAWK」を何度か撮った、夏島にある貝山緑地公園から入港を狙い、

その後、安針塚の安針台公園で接岸を撮った。

朝は曇天空だったが、空母が沖合いに姿を見せた頃には太陽が覗き始めた。


相変わらず撮影が難しい海の画。。。

今朝も気温が上昇するにつれて、霞みがかかり困難を強いられた。

それでも、その艦載機を満載した空母の入港シーンは、歴史的瞬間だった。




■横須賀港よりシュプレヒコール


接岸が終わり、歓迎行事が始まる頃、横須賀港のヴェルニー公園へ。

普段、平日の昼間は人が少なく、のんびりとした雰囲気の公園だが。。。

今日は反対派の抗議集会が海と陸から行われ、

たくさん機動隊の数々に囲まれ、異様な雰囲気になっていた。


今日と言う日は、横須賀の街にとっては歴史が変わる1日だったのかも知れない。

原子力空母の入港は、小規模な原子力発電所がそこに突然建つようなものだが、

市民にとっては今後の生活に関わっていく事で、不安も広がっているのも事実だ。


日米安全保障向上の観点や、戦力増強の理由から配備が完了した以上、

安全な運用と、情報開示、確実な防災対策が、今後米軍には要求される事だろう。




■麻生首相の渡米



■新首相の見送り



■いざ出陣、国連総会へ


横須賀からの帰り道、羽田空港を通ると政府専用機の姿が。

昨日、新内閣が誕生して間もない中で、麻生首相が国連総会出席のためニューヨークへ。


たまたま通りかかった羽田空港で、麻生首相が初の政府専用機に乗る姿が撮れた。

今日は空母の入港しか頭に無かったので、政府専用機はノーマークで。

ちょっとしたサプライズだった。


普段は2機体制で飛ぶ政府専用機だが、本日の随行機はJALのB-747だった。

新首相が飛び立つまで、前方タラップには乗員が綺麗に整列して敬意を表していた。


今日は朝から、歴史的瞬間を撮り通した1日となった。

小松基地航空祭の画像を上げてきたところだが、本日はそんな歴史的な画を。