岐阜からの使者
F-15の他にも、岐阜基地より飛行開発実験団のF-2Aも機動飛行を実施した。
三沢や松島に所属する、通常飛行隊の青色迷彩のF-2をちょっと期待したのだが。。。
それでも、運動性能が良くF-15に比べると小柄な機体のF-2は、
その動きも速いので撮るのは、これもまた一苦労だった。
このF-2の飛行が始まった頃から、空が明るくなり雨が止み始めた。
米軍のF-16をベースに開発された、国産の支援戦闘機F-2だが、
見た目や動きはF-16と殆ど変わりは無いように感じる。
戦闘機系の機動飛行や編隊飛行以外にも、小松救難隊が訓練展示を魅せる。
小松基地にはF-15の2部隊以外に、この救難隊が所属する。
戦闘機系に比べると、どうしても地味になってしまうのだが、
各基地とも雨天で戦闘機系の飛行が中止されても、唯一飛ぶのがこの救難隊で。
考えてみれば、雨天であろうが何だろうが災害現場へ飛んで行かなければならないのだ。
航空祭の日にどんな天気であろうが、展示飛行するのが当たり前なのかも知れない。
救難ヘリコプターUH-60Jが飛び、その周りを救難捜索機U-125Aが飛ぶ光景は、
見慣れてしまい、シャッターを切る人は少ないかも知れない。
今日まで小松基地の画像の、セレクトとレタッチをしているが。。。
その数はサーキット2日分の量に匹敵する。
あの航空祭でシャッターを切ったのは、ほぼ半日集中だったのだが。。。
まだ終わりきっていない中で、
いよいよ明日、横須賀に原子力空母「GEORGE WASHINGTON」が入港する。