Eagle Anthem
■Keep On Fighter (204SQ F-15J)
百里基地の興奮より、最後はやっぱりイーグルで。
撮る場所、撮り方、飛び方によって写る画は、まるで違う世界。
決められた空間でしか撮れず、溜まっていた自分には発散出来た瞬間だった。
「360度、どこからでも撮りやがれ!」と言わんばかりに飛んでいくアグレッサーは、
本当に何もかも鬱屈したものを、すっ飛ばしてくれる戦闘機だった。
実際に自分は、やっぱりこの世界が好きなんだと実感したり。。。
でも撮れる時間は、その一瞬にしかない。
考えてじっくり撮るポートレートとは、まるで違い考える時間はゼロに近い世界で。
一瞬の判断が吉と凶を分ける。
戦闘機の撮影もまた、デジカメの普及で便利になったものの典型かも知れない。
ただ、今でも銀塩で綺麗に撮る航空ファンもたくさんいるのも事実で、
まだまだ自分の未熟さを思い知る事が多い。
今回展開し最後に撮ったのは、ナイトアタックからの帰還だった。
新たな世界へ一歩踏み出し挑戦してみたが、なかなか難しく課題が残る結果だった。
それでも、充実した百里展開の3日間だった。
その最後の画は、6月17日よりイーグルを4カット。