京都に一家3人で雛人形を買いに来てます。



どうして、わざわざ京都まで来たのか、というと、、、


ことのはじめは一ヶ月ほど前のこと。

ちょうど、娘の初節句の雛人形どうしようかと考えているときに、

「自分の実家が京都で雛人形を作ってるんで是非買ってください」

と、会社の後輩に言われたわけです。

でも、「さすがに京都は遠いやろ」と思い、そのときは聞き流してました。


ですが、たまたま見つけた彼の書いた知的資産経営報告書  を読んで気が変わりました。

そこには二つのことが書かれてました。


人形の細部にまでこだわり、合理化の波に流されることなく、

コストを度外視しても本物を追及する人形師の情熱。

親の仕事に誇りをもち、どうすれば親の仕事が認めてもらえるのかを考える息子の姿。

ここに親子の深い絆を感じました。


どちらも今の自分にはない、昨今の日本人が忘れてしまったものだと思います。


それで、心を打たれた僕は、今日、京都の巧人形 に来たわけです。



確かに、その報告書の通り、こだわりぬかれた雛人形ばかりでした。


お店の中で一際目立っていたのが、大きな立ち雛の親王飾り。

僕もアキもこの人形に心を奪われました。


きっと自分たちのための雛人形なら、迷わずこれを選んでたと思います。

でも、今回は子供のための雛人形なので、

三人官女も入ったスタンダードな3段飾りにしました。

子供は、親王飾りよりも、三人官女もいて、

賑やかで道具とかがいっぱいついたお雛様をきっと欲しがるに違いないので。


今から、うちに並べるのが楽しみです。