長い歳月の人との出会いのなかで
恩師と呼ばせて貰えるひと
こころに残る
そんなひとが居てくれる
そんな、ありがたみを感じる
童顔のせいなのか
あなたが一番
あの時と変わらないわね
恩師の言葉
35年の月日
久しぶり過ぎる再会の同級生たちは
傍から見れば
それなりに年齢を重ねた人達
白髪が増えたね
髪薄くなったね
皺増えたね
太ったかな
同級生とは不思議なものだな
再会の瞬間からほんの少し経過だけで
あの時の幼い気持ちと時間が戻ってく
利害とか何も関係なく
気持ちのままを話せる時間とは
楽しく幸せな時間なんだと感じた
先生変わんないね
何言っての照明が暗いからよ
と、微笑んだ
口調は少しだけ
ゆっくりになったかな
凛とした雰囲気に
モデルのようなスタイルと服装に
ほかの教員とは何か違う個性を
幼いながらも感じていた
自分の考えをしっかり持った
そのうえでの厳しさと優しさ
当時、学校の土曜日は半ドンで
チャリンコで雀荘に行き遊んでたこと
結構みんな知っていた(笑)
そんなところも口に出さずとも
どこか子供に安心感を与える
遊び心を持った空気感だったんだと
歳を重ね理解できるようになった
35年の教師生活
僕たちの時代は学年12クラスだった
息子は2クラスだと言っていたが
先生の教え子たちが
現在の経済を様々な場所から支えてる
そんな感覚が僕に降りてきた
学年、偏差値が常にワースト一位二位で
行ける高校がないと言われた僕が
高校生活を体験できたのは
あなたのおかげでした
今回は北海道から東京に住む
息子さんに会いに来たとの事だった
先生、何歳になるんだろう
やっぱ女性に聞くのは、ヤボだよな
ただ、再会したあなたは
変わらぬ凛とした雰囲気に
モデルのようなスタイルと服装で
自分を貫き通している強さを
感じさせてくれた
35年ぶりに再会し