生まれてから


そして自らが最後に旅立つまでに

幾度の旅立ちの時に身を置くのだろうか



旅立ちを決めた側と見送る側



時間を共にした長さ

ひと時に残る重さ



どれだけ互いが惹きつけられたのか

その量の大きさなのかな…



時が経ち記憶は薄らぎ幻となり

印象として心に残って行く



何をしてあげれたのか…なんて

互いへの想いには

さほど関係がないようにも思える





その瞬間に同じ時代に生き

時を共有し

互いの生き様を見せあい


互いに喜び、怒り、哀しみ、楽しみ


そして許し合う…




一つの学びを終えると

つぎの学びへと旅立って行く



人間とは

そんな生き物のようだね





さあ行くんだ

その顔をあげて

新しい風に心を洗おう


古い夢は置いてゆくがいい

ふたたび始まるドラマのために




「ま心」9回目テーマ 旅立より





ありがとう

まなぶ