元の家を出て

一人で暮らし始めてから

何年経ったのか


忘れてる




忙しさの中に身を置いてると

考えが浮かんでも

調べようという気が起きない




昼間の暑さの名残りと

溢れる仕事に追い回され




今年の夏

季節は変化を迎えている







帰り道の駐車場まで徒歩の道のり

秋の訪れを知らせる

鈴の音が夜空に鳴り響く




これで湿気が無ければ

どれだけ心と体が救われるだろう





後悔をしているわけではない




もう会えなくなると覚悟をした

息子と今年の夏は旅行に行けた




旅行中、普段通り何も変わらない

特別な事もあったわけではない





ただ、今の彼のたくさんの顔を

見る事が出来た



笑顔、拗ね顔、食べる顔、寝顔

普通の顔





将来、彼が

この旅行の思い出を

忘れてもいいと思っている



家を出た父親が勝手に決めた

小学生最後の夏の記念旅行




親の想いを押し付ける気はない

僕自身の思いだけで十分だ




そんな想いを伝えなくても

付き合ってくれた彼に

感謝をしている





昼の夏、秋の夜の帰り道に


この夏の思い出は

何年経っても


忘れない




そう思った

まなぶ






追伸

息子との旅行を進めてくれた
彼女が主催する「健康の天才サトウさん」
セミナーいよいよ明日開催だよ

受付はまだしてるって
よかったら(笑)