前回に続き、アドラー心理学からヒントをもらったこと。
「ほめる」よりも「勇気づける」。
「え、ほめちゃいけないの?」と、驚く方もいるかもしれません。
☆「ほめる」と「勇気づける」については、原田綾子さんのインタビュー記事が、分かりやすかったです。
「勇気づける」。
これ、最近ようやくできるようになってきた気がします。私も。
長男は、極度の心配性。
チャレンジということを、なかなかしません。
(それが不登校の要因の一つだと思います)
例えば。
長男「工作したいから紙が欲しい」
私「じゃあお店に買いに行ったら?」
長男「・・・じゃあ、いい。工作やめる。」
という風に。
かつて私は、こういう長男を許容できませんでした。
「そんなことであきらめてどうする!」と、激怒してました。
今は、「あ、そう。」と、流せますが。
今まで、なんでできなかったのか。
考えてみました。
→自分を、許容できなかったから。
「私は、こんなに大変なのに頑張ってやってるんだから、アンタも弱音を吐くなんて許さない!」
そうやって、自分の不幸を、大変さを、手放そうとしませんでした。
そして、「私も頑張ってるんだから、あなたも頑張ってよ!」と、相手に押し付けていました。
自分のありのままを認めなければ、相手のありのままを認めることはできない。
だから「勇気づけ」も、なかなかできなかったのだと、思います。
でも、少しずつ、自分にオッケーを出し、自分をゆるしてきました。
(自分をゆるす過程では、本当にたくさんの助けを借りました。それについてはまたあらためて書きたいと思います)
ようやく最近、
「ダメな自分でオッケー✨」
と思えるようになり、息子のことも、
「そのままで大好きだよ✨」
と、心から思えるようになりました。
そしたら、うまくいかなかったとしても、チャレンジしたこと自体を喜べるようになりました。
そして、「今回はうまくいかなかったけど、どうしたらうまくいくか考えてみよう✨」と、未来に向かって考えることができるようになりました。
今は、いろんな人から、長男のことを
「表情が明るくなった」
「生き生きしてる」
と、言われるようになりました。
自分が変われば、まわりも自然に変わっていくんですね✨
《きしだめいこ/まなぶくらす》