【まなぶくらすのホームエデュケーションその4】

「まなぶくらす」では「どんぐり問題」にも取り組んでいます。

「どんぐり問題」は、糸山泰造先生が考案した、いわゆる算数の文章題です。

問題を、絵図に描いて解いていきます。

この「絵図にすること」が思考力をはぐくんでいきます。

答はオマケです。

我が家の次男は現在幼稚園の年長。

「どんぐり問題」は年長から小学校六年まであるので、次男も始めました。↓


〈0MX10〉
みずいろのえのぐをいっぽんつかうのに、
がようしを6まいつかいます。
きょうはみずいろのえのぐを、
4ほんもつかっていいそうです。
みずいろのえのぐを みんなつかってしまったとき、なんまいのがようしをつかうことになるでしょうか。



次男は、数字も書けません。
でも、絵を見ると、問題を理解し、
考えた過程がわかります。

この絵には、絵の具が4本描かれていて、
1本につき6枚の画用紙が対応して描かれているからです。

だから、これは、正解です。

でも、答えは、オマケです。



レイチェル・カーソンは、
「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない、と言っています。

どんぐり倶楽部でも、
感味力」=感じる力、味わう力を
大切にします。

糸山先生は、この「感味力」が学力の大切な要素だと言っています。

なぜなら、糸山先生いわく
ひとつのことをどれだけ深く味わうことができるか、感じることができるかで、どれだけのことを吸収することができるか、すなわち学ぶことができるかが決まる」から。


だから、どんぐり問題では、
問題を味わいながら解くことを大切にします。


だから、答はオマケなんです。


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【長男の不登校とホームエデュケーションをきっかけに、あたらしい学び場「まなぶくらす」を始めました。元小学校教師なので、いろんな工夫をしたり、発見するのが楽しい!そんな毎日を送っています。】

《きしだめいこ/まなぶくらす》