しょみんの目ぇ             ~Common people's eye~ -2ページ目

しょみんの目ぇ             ~Common people's eye~

庶民の目から見えること、感じることを
書いていきます

春を、感じなくなってしまった。

 

なんとなくぽかぽかして気持ちよかったあの感覚。

薄い長そで1枚で気持ちよく過ごせた、あの日。

あたたかいお日様の優しさを感じることができた、いつかの春。

 

そんな春は、なくなってしまった。

 

暑かったり寒かったり極端な日が多い。

お日様の陽はわたし達を刺すように、やたらとキツイ。

 

おだやかに包み込んでくれるようなやさしい春、そんな春がなくなってどれくらいになるだろう。

 

わたしが年をとったせいで感覚が鈍っているのだろうか。

 

いや、それだけではない。

 

きっと二度と感じることのできない、春。

わたし達がなくしてしまった、春。

わたしたちを包み込んでくれたやさしい春を、わたし達は潰してしまった。

 

わたし達が自然を破壊したせいだ。

そして、愚かなことに、今もまだ破壊し続けている。

 

わたし達はこれ以上、いったい何を失えば気が済むのだろうか。

 

 

 

春、感じましたか?

 

 

 

 

 

桜庶民の目ぇ桜