アラサーなので、やっぱり髪の毛には十分すぎるほど気を遣っている、はりきゅう師のまなぶです。

僕自身はかなり気を遣う状況なので、ことシャンプーに対してはデリケートになってしまいますねぇ…。
男性諸君、甘く見ていると、いつか痛い目に合いますので油断しないように！

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もちろん、女性の方々も、髪は大切にしてほしいです。
髪の状態でも、印象が大分変っていくと個人的に思っています。

今回は、髪に気を遣うべく『育毛・美髪に良くない成分』について取り上げていきます。

いろいろな成分がたくさん入っていて、何が良くないのかがわからないですね（汗）。
しかも、カタカナばかりだから、さらにわけがわからない…。

まずは、今回の内容を確認し、シャンプー選びの参考にしてください。

頭髪に影響が出そうな6つの成分

参考にしているのは、以前に投稿したブログで紹介したレビュー論文内に書かれているものです。

前回は題名のとおり、フサフサであり続ける方法について研究したものなので、よかったらお読みください☆

紹介する6つの成分は、明確に危険というわけではないものの、気になるのなら避けていくというレベルのものです。
成分表を見て、もし書かれていましたら、とりあえずは買うのを控えてみてください。

1. ラウリル硫酸ナトリウム／ラウレス硫酸ナトリウム

一般的なシャンプーにも入ってる界面活性剤の一種です。

自然派を謳う方々では「発がん性物質」などと警告しているものの、FDA（米食品医薬品局）が「GRAS（安全）」と評価していますので、安全な成分の部類としています。

とはいえ、ラウリル硫酸ナトリウムによって「角膜の表面の傷の治りが遅くなった！」や「成人の白内障リスクを高める」といったデータが存在しています。人によっては軽度のフケや肌荒れを起こすこともありますので、ヘアケアをしているのであれば避けていったほうが無難でしょう。

2. コカミドプロピルベタイン

ヤシ油酸をエステル化した界面活性剤で、肌に優しいとされている成分です。

ベビーシャンプーにも使われるほどなので、問題なく使えるとされています。しかし、アレルギー体質の人は湿疹が出るケースもありますので、ヘアケアをしている方は避けるのが無難と言えます。

3. ジエタノールアミン

化粧品やシャンプーの一般的な成分として、クリーム状の触感や泡立ちを良くする機能に用いられる成分です。

こちらも、自然派を謳う方々では「発がん性物質」などと警告しているものの、FDA（米食品医薬品局）が「GRAS（安全）」と評価していますので、安全な成分の部類としています。

「目や肌に若干のかゆみを引き起こす」ことがあるというデータがありますので、やっぱり手を出さない方が良いですね。

4. パラベン

化粧品によく使われる保存剤の一種です。

危険性が明確になったわけではないのですが、警戒した方がよさそうなデータ（たとえば、体内にたまりやすく、蓄積量が多いほどストレスホルモンの分泌量が多い）が数多くあります。

5. PEG

化粧品に使われる界面活性剤の一種です。

論文内では「PEGはパーソナルケア商品での使用は安全だと考えられる。しかし、製造の過程で、1,4-ジオキサンやエチレンオキシドといった有害物質に汚染されているケースが多い。」とコメントしています。

6. フタル酸エステル

制汗剤などのデオドラント用品によく使われている成分です。

とあるデータでは「体内でホルモンの働きを乱す可能性がある」というものがあります。ヘアケアのほか、ホルモンバランスのことをお考えの方は避けておいた方が安心かと。

基本的には安全とされている成分ではあるものの、もしヘアケアや育毛をされているのであれば避けた方が良いとしています。

人によってはネガティブな影響が出るというデータがありますので、気になるなら避けましょうというレベルのものです。

ヘアケアや育毛といった特集を引き続き発信していきますので、どうぞよろしく☆

【参考文献】

[Nutritional Correction for Hair Loss, Thinning of Hair, and Achieving New Hair Regrowth]

[Evaluation of the irritant capacity of decyl polyglucoside]

[Allergic contact dermatitis in children]

[Possible Health Implications Associated with Cosmetics: A Review]

[Urinary Excretion of Phthalates and Paraben After Repeated Whole-Body Topical Application in Humans]

[Urinary Levels of Triclosan and Parabens Are Associated With Aeroallergen and Food Sensitization]

[Phthalates: Toxicology and exposure]

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【避けよう！】シャンプーに含まれる『育毛・美髪に良くないかも？』の6つの成分