二人で話した結果、まずは近くのレストランで食事をしてから、美術館に行くことになった。

美穂「ここのレストランって美味しいって評判だよね?いつも混んでるんだけど、今日は空いてるねっ」

行洋「う、うん。そうだね」

美穂「どうしたの? 前ちゃん?」

行洋「えっ?あー、なんでもないよ! さっ! メニュー決めよっ!」


告白。

この二文字が頭からはなれない。

美穂「ねぇ~、ねぇ~、前ちゃん。今日行く美術館に私の大好きなサノンっていう画家の作品があるの。知ってる?」

行洋「知ってるよ。『母と子』の作品が有名だよね?」

美穂「そうそう!今日それ見れるよ」

美穂のさりげない笑顔が可愛くみえた。

心の中で何度も何度も深呼吸をしていた。