英語学習で苦労している人は多いだろう。
個人的には、文法の基礎から学ぶよりも、いきなりフレーズから覚えていった方がやりやすい気がする。子どもが言葉を覚えていくのと同じように。
……って英語を話せない僕が言っても、説得力ゼロなのだが(笑)。
しかしそんな僕でも、完璧に訳せる英文がある。しかもかなりイカした感じで。
いや、僕だけではない。
僕と同じ世代の友人らは、この英文を「一語一句違わず」、全員が全く同じように訳すことができる。
その英文と日本語訳が、コレである。
“Welcome to this crazy time”
↓
「このふざけた時代へようこそ」
なぜこんなイカした日本語訳を全員ができるのか?
その答えがコレである。
そう、「北斗の拳2」のオープニング曲だ。
これの冒頭に、
「Welcome to this crazy time このふざけた時代へようこそ」
という、英語→日本語訳の歌詞がある。
僕らはこれによって、英語の英才教育を施されてきたのだ。
だから僕らの世代の人間にいきなり「Welcome to this crazy time!」と話しかけたら、間髪入れず「このふざけた時代へようこそ!」と返ってくる。必ず、だ。
だからこれからは全てのアニソンの歌詞を、この「英語→日本語訳」のパターンにすればよいと思う。そうすればもはや「英語学習」という概念自体が不要になるだろう。文部科学省にはぜひ真剣に検討していただきたい。
ちなみにどうでもいい話だが(というかこの話題自体どうでもいいのだが)、この歌の後半に、次のような歌詞がある。
「進まなきゃ 勢いをました向い風の中を」
そしてその当時、同じクラスに「中尾くん」という、体が大きくて気の優しい友達がいた。
そのおかげで、僕はこの歌詞を聞くたびに、
「勢いをました向い風の中尾」
を想像させられるハメになった。
いまはどうしてるか知らないけれど、順風満帆の人生を歩んでいることを願っている。