最近はよく自転車に乗るのだが、
僕の自転車には変速ギアがついていない。
急な坂道を走ることは多くないので
あまり困ることはないのだが、
はやり乗ってすぐの加速時には
少し回転数を上げたいと思うこともある。
そして最近、変速ギアがなくても
少しラクに走れる方法を発見した。
それは、ペダルを漕ぐ足の部分を
変えるというやり方である。
たとえば、漕ぎ始めなど
急な加速をしたい時には、
カカトでペダルを漕ぐ。
変速ギアで言うと1速的な役割である。
カカトで漕ぐと、
身体で最も大きな筋肉のある
大腿部を使うことになり、
瞬間的にパワーがペダルに伝わる
(ような気がする)。
そしてある程度加速してくると、
普通に土踏まずやつま先へと
ペダルを漕ぐ部分を移していくのである。
なので変速ギアで言うと
せいぜい「2段」くらいの話なのだが、
あるのとないのとでは大きな違いだ。
ちなみにこの「カカトを使う」というのは、
武道の身体の使い方を参考にしている。
武道では、瞬間的な移動の際には
つま先ではなくカカトで動くらしい。
そんな話をどこかで読んで、
自転車に応用してみたわけである。
しっかり調べたわけではないので
正確な情報かどうかは定かではないが、
生活の中で役立てばそれでよい。
自転車業界では当たり前か、
もしかしたら全く見当違いな可能性もあるが、
ネットで調べてすぐ分かるよりは
ずっと間違え続けている方が面白い。
「われ共に誤らん」
という志をお持ちの方は
ぜひお試しくださいませ(笑)