赤い■■ | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
先日、例によって
一人カラオケをしていた時のこと。

これまた例によって
エレカシの曲を歌おうと思って
端末のページを開いてみると、
なぜかある曲のタイトルが
伏せ字になっているではないか。





「赤い■■」

……赤い何!?

妄想は膨らむ一方である。

もちろんこの曲を選択してページを進めてみる。





こうして見てみると、
歌い出しの歌詞まで妙に意味深に感じられる。


「啣(くわ)え煙草 部屋に帰れば」


くわえ煙草で部屋に帰ったところに
「赤い■■」が待っているという展開か。

なんだかドキドキするではないか!


……と、
このへんで明かしておくと、
この曲の元のタイトルは、
実は「赤い薔薇」である。

しかしなぜ伏せ字になっているのかは
よくわからない。

「薔薇」の画数が多すぎて
この端末では表示できなかったのだろうか?

いや、今まで同じ端末を
何度も使ったことがあるが、
このような表示は見たことがない。

まさか僕の知らない間に
「薔薇」が禁止用語か何かに
指定されてしまったとでも言うのか。

確かに薔薇はちょっと
大人な雰囲気の漂う言葉ではあるが、
それを禁止にすると
いろいろやっかいな問題が発生するはずだ。

たとえば「ベルサイユのばら」は
「ベルサイユの■■」となるわけで、
宝塚が非常にいかがわしい演目を
やっているように見えてしまうではないか。

略称はもちろん「ベル■■」だ。
もう何と呼んでいいのかさえわからない。

あえて言うなら「ベルチョメ」か。


世の中は僕が思っているより
はるかに早いスピードで
変化していっているようだ。