天然住宅 | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
家を買う予定は全くないのだが、
ずっと前から気になっていた
「天然住宅」のお住まい見学会に行ってきた。

天然住宅
http://tennen.org/

天然住宅を知ったきっかけは、
学校での田中優さんの授業。

健康や環境のことを考えるなら
天然住宅が最高だろうと思っていたが、
デザイン的な面でどうかが気になっていた。

しかし実際に完成した家を見てみたら、
デザインも機能性も想像以上にいい感じ。

いまの日本の住宅事情では、
家を建てることそのものが、
地球の環境と自分の健康を
破壊することに直結している。

それを克服するのがこの天然住宅である。
なんと、300年もつ家を目指しているのだ!

『天然住宅から社会を変える30の方法』
という本も出ているらしいので、
気になる方はぜひ読んでみては。

本のパンフレットからちょいと引用。

「住宅は人生最大の買い物と言われ、
 一生の暮らしを左右するほど大切なものです。
 しかし、その大切さは意外なほど知られていません。
 国産の木材を最大限使って、
 成長よりも長い期間使えるような住宅にすれば、
 森は減るどころか手入れがなされて
 復活できるようになります。
 さらに健康にいい影響を与える素材を使えば、
 住宅のおかげで病気をしなくなります。
 何より国産の木材を適正な価格で買うことで、
 山に暮らす人たちの収入を増やせれば、
 無理に都会に出稼ぎに来る必要はなくなりますし、
 地方は活性化し、都会の人口密集は
 緩和されていくことになります。」

どうでもいいことだが、
お住まい見学会には偶然友達も参加しており、
思いのほか楽しい見学会になった。

僕がいま家を建てるとしたら、
間違いなく天然住宅にお願いします
(いまのところ予定なし)。