推薦文を書いてくれた内山節先生が、
朝日新聞(3月13日・朝刊)で
インタビューに答えています。
(インタビュー)リフレ論争の限界 哲学者・内山節さん
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201303120687.html
「豊かさとは不安のなさだ、ともいえます。
それは貨幣を介さない仕組みを
どこまで社会が持っているか、
ということにかなり依存すると思います。
すべての不安を貨幣で解消しようとすれば、
膨大な貨幣量になってしまいます」
という言葉に深く頷きました。
内山先生の貨幣論については、
記事でも紹介されている
『貨幣の思想史―お金について考えた人びと』 (新潮選書)
がオススメです。
お金と社会の関係について、
ここまでわかりやすく、
かつ本質的なことが書かれた本を
僕は他に知りません。
興味のある方はぜひ読んでみてくださいませ。