久々にゼミに参加。
そこでのちょいメモですー。
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●選挙は、一面ではものすごくまずい制度。
自分が権力者である正当性を証明しなくていい。
選ばれてしまったら、やりたい放題。
「選挙があるために、民主政治にならない」
という一面がある。
江戸町奉行はつねに二人いて、ひと月交代。
だから独裁的にならない。
●E.H.フロム『自由からの逃走』
ナチズムを、ドイツ人は支持した。
人々はなぜ、自ら自由を手放したのか?
自分で管理されていった人々。
根無し草の大衆。
●ソ連の社会主義がああなったのは、
他国に干渉されたことによる
戦時共産主義の影響が大きい。
●もともと日本における「自由」とは、
「勝手気まま」といった意味。
一方で、「自在」という言葉がある。
「自在に生きるために、その能力が自分にあるか?」
これを問う言葉だった。
●欧米における自由とは、神に与えられるもの。
だから必ず義務が伴う。
人々が共同体とともに生きた中世ヨーロッパでは、
キリスト教は「村のキリスト教」だった。
だから「自由」と「義務」も、
「村の自由」であり「村の義務」だった。
それが「個人のキリスト教」になり、
「個人の自由と義務」へと変貌する。
キリスト教とも切り離され、
社会理論としての自由と義務へ。
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ほえほえー。