ロックな長老 | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
これからしばらく、
77歳のおじいちゃんのお話を
聞き書きすることになった。

それも、知る人ぞ知る
理容界の長老のような人である。

ずっと前から
そういうことをやりたいと思っていたのだが、
人にたまたま声をかけていただいて、
ひょんなかたちで実現することになった。

なかなか作業的には大変そうだが、
ぼちぼち楽しくやっていきたい。

今回のことにかかわらず、
最近なぜかかなり年齢が上の人の話を
聞く機会にめぐまれているのだが、
いやいやじつに「ロック」なのである。

世代が違うからよけいそう感じるのかもしれないが、
だからこそそういう人の価値観や感性は
記憶や記録に残していかなければならないと思う。

そこには時代の精神があるし、
その感性を自分の中に同居させられるのが
教養を育むということのような気がする。

教養のない僕に、神様が
「君もいい歳やし、ぼちぼち身につけよか」
と思ってこういう機会を与えてくれたのだろう(笑)

神グッジョブ。