
「ご覧のアナログ放送の番組は
本日正午に終了しました。」
びっくりするほど何の感慨もない。
いちおう地デジはちゃんと映るけど、
僕にとっていまやテレビは
「なくてもいいもの」になっている。
周りの話を聞いても、
こういう人はかなり増えているようだ。
それよりさらに前には、新聞も
「なくてもいいもの」になってしまった。
昔、「いろいろ奪うと大人ができる」
という広告コピーがあった。
これはもちろん大人を皮肉ったコピーだが、
今なら「いろいろ捨てると大人ができる」
と言ったほうがいいかもしれない。
ここでいう大人は、
いい意味での「大人」です。
かつてアメリカは、
「日本人は、新聞を読んで自分の意見を決める」
という調査結果から、
新聞を使って世論を操作したという
(もちろん今でもそうだろうけど)。
そう思うと、
大人の言う「正しい意見」なんて、
コントのセリフみたいなものだ。
もうぼちぼち、
みんな飽きてきたんとちゃうかなー。