白濁した液体 | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
きのうの東京は、一日中雪だった。

それでも洗濯物がたまっていたので、
仕方なく洗濯機を回すことにした。

そこでいつものように
液体洗剤を洗濯機に入れようとしたが、
ケースを傾けても、洗剤がなぜか出てこない。

一瞬、「あれ?中身なくなったんかな?」
とも思ったが、ちょうど前日に補充したばかりだ。
持ったときに、ずしりと重みもあった。

「ええ?なんで出てけーへんの!?」

と少し動揺していると、ケースの中から、
ゼリー状の白濁した液体が、どろ~っと、
ゆ~っくりと、流れ出てきた。

もちろんいつもなら、無色透明の液体が
サラッと流れてくるはずである。

そこで、ようやく気づいた。
洗剤を窓ぎわに置いていたものだから、
あまりの寒さで、中の液体がゼリー状に
固まってしまっていたのである。

そりゃベランダのバケツの水が凍るんだから、
窓ぎわの洗剤がゼリー状になってもおかしくない。

これは初めての体験だっただけに、ちょっと驚いた。

ここで一句。

白濁の
液がどろりと
初体験

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ゼリー状になった洗剤