会社から最寄り駅までの歩道の隅に人工的に作られた小さい花壇がある
残業を終えた帰り道
コオロギの音で足が止まる
なんだか懐かしい音色と
その小さい人工的な花壇に生きている小さい命の尊さに切なくなった
今日30代の方が事故で亡くなった話を二件も聞いた
ご冥福をお祈りすると供に自分の明日も保証されていないことに改めて気づかされる
後悔しないように
やりたいこと行きたいとこ見たいもの食べたいものを明確に
そして選択は慎重に
好きと隙の狭間に迷わぬように
不安に押し潰されないように
自分で自分自身を束縛しすぎないように
自分に負けないように…
明らかに疲れている私は駅のベンチを放浪しながら
電車の扉に寄りかかって少し遠い未来を思った