秘すれば花 | まこblog ☆infinity space☆

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どこにでもいるOLのひとりごと

最近よく室町時代の猿楽師、世阿弥の言葉を思い出します。


「秘すれば花なり。秘せずは花なるべからず」 【風姿花伝より】






世阿弥の言葉では


「初心忘れるべからず」の方が有名かもしれませんね。





全てを隠さずにあからさまに表現するのではなく、少しのことを象徴的に表現することにより


見ている側の想像が膨らみを持つことになり、より美しく豊かなものとなるのは能の世界だけではなく

最近の世の中にも言えるような気がします。




自己主張も大切なことだと思います。


ただ、秘すれば花。という日本人的な目線で考えると


自己主張のし過ぎや、余計な知識をひけらかすような態度は美しく思えませんよね。






私の身近でも、たまに・・・何にも言わなければいいのになぁと思う瞬間が多々あります。


自分の知っていることを、言いたくてたまらないのかもしれませんが


実際、掘り下げてみると浅い知識であったり、人から聞いたことをさも自分で調べたことのように


話すため、誤っていることも多いのです。




色々なことを知っているのに、あえて言わず、おしとやかに振舞う人は


とても豊かで魅力的です。




恋愛においても、自分から積極的に告白をする女性が増えている昨今ですが


思いを告げるのは実は容易なことで


その思いを、うちに秘めておくことの方が実は難しいように思えます。



欧米的な目線で考えてみるとちょっと理解しがたいかもしれませんね。




私は、実際、秘するほどの知識もないのですが・・・


これからコツコツと知識を増やして

座右の銘として【秘すれば花】を心に、日々豊かに嫋やかに過ごしていきたいと思います。



余談ですが


本日、社内の勉強会で講師を招いて2時間ほど講習して頂いたのですが


その中で、地震・雷・火事・親父になぜ、親父が混ざっているのかという


雑談をして下さいました。


実は、元は、親父でなく・・・大谷治(おおやじ)だったそうです。


谷に木の葉が溜まる状態を谷治(やじ)と言い、それの大きいのが、大谷治で


今で言う、台風のことらしいです。




へぇ・・・ボタンがあったら、押しまくっていた真子です。


お陰で今日の講習会は寝ないですみました。


浅い知識をひけらかすのは嫌ですが今回のように


自分の得意分野に長けた方や、雑学や薀蓄に詳しい引き出しの多い方には


色々と教えて頂きたい真子です。