『ある日の中央線』
ある日の中央線でうとうとしていると
小さい友人が窓からぶら下がって私に話掛けた。
「君はどこまで行くの?」
どうやら私にしか聞こえてないらしい。
「新宿だよ」と答えて逆に聞き返すと
小さい友人は「高尾山だよ」と答える。
新宿に着き、立ち上がって小さく手を振った。
すると小さい友人も小さな手を振った。
そう、それはとても不思議な夜のこと。
『ある晴れた日に・・・』
ある晴れた日に、下北沢を散歩していたら
あるお店の前で、年令不詳のおじさんが日向ぼっこしていた。
それはそれはとても気持ち良さそうに寝ている。
店番をしているはずのおじさんに
これじゃ、万引きされてしまいますよ!と話しかけようと思ったが
あまりにもスヤスヤと眠ってたので話しかけるのをやめて
一緒に寝ようかと思った。
大きなお腹で天を仰いで・・・
『都会のオアシス』
都会のオアシスが必要なんだと思った。
乾燥しがちな私の肌に
枯れている私の心に
殺伐とした私のデスク周りに・・・


