みなさん、こんばんは。

お久しぶりです。

今回は、新型コロナウイルスの影響で発生した教育問題について、熱く独り言を。


9月入学に対する賛否はとりあえず置いといて。

政府が、来年度の9月入学導入見送りを決めたプロセスが、とにかく気に入らない。

簡単に言えば、

「できない理由やデメリットが大きいという意見が多いからやめます。」

ってこと。

これにも突っ込みたいところは山ほどあるんだけど、まあ、とりあえず、とりあえず、それも置いといて。

問題は、

「ふーん、それで?
それで、どうするの??」

ってことなんですよ!!

そもそも、この9月入学の議論が起こったのは、

「コロナウイルスの影響で発生した子どもたちの学びの空白や遅れを、どう取り戻すか」

だったはずですよね。

それならば、9月入学の導入見送りには、その問題のより良い解決方法が見つかったから、という明確な根拠がなければいけないんです。

「問題解決の方法はまだ無いんだけど、とりあえず9月入学は無しで」

って、なんじゃそりゃ!?

文部科学省はいったいいつまで、のらりくらりとやってるんですか!?

そんなに難しい問題ですか!?

分からないなら、教えましょうか??

9月入学の導入を見送るなら、同時に文部科学省が以下の内容を発表しなければならないんですよ。

「入園・入学の時期は、今まで通り4月を基本として進めます。ただし、学習指導要領につきましては、全学年の年度後半の内容を全て後ろの学年にずらします。すべての入試においても、その学習範囲内からの出題とします。大学入試で理系を選択する生徒については、高校3年生の選択授業の幅を広げ、柔軟に対応し時数を確保できるようにします。この対応をとることで、夏休みの短縮も行事の削減も行わずに、子どもたちの成長をしっかりサポートできるようにします。また、第二波、第三波に備えて、今年中にオンライン授業の環境整備を急ピッチで進めます。なお、来年度入学の小学一年生からは、通常の学習指導要領に戻します。」

こう言えばいいじゃないですか!

たったこれだけの言葉で、子どもたちや学校の先生方がどれだけ救われることか。

断言しますが、学習指導要領の内容を半年間後ろ倒しにしたからといって、人生に大した影響なんかありませんよ!

そもそも、学習指導要領をこなすことが目的化してしまっていること自体が、教育の本質からずれているんです。

政府も文科省も、いいかげん、世論やメディアに流されて場当たり的な決定や発表を行うのはやめてください!

それが、子どもたちや保護者、学校の先生方を最も混乱させ疲弊させることだと、早く気づいてください!


はぁぁぁ・・・

熱く語っちゃいましたが、もう、国の中枢があまりにも情けなくて、黙っていられませんでした。

あ、でも、これはあくまで私の個人的な見解ですのであしからず。

基本的に、9月入学については中立の立場、オンライン授業については、非常時の学習や補習的な手段として以外は乱用すべきではない、という考えです。

教育現場を知らない人間が教育について決める、というどう考えてもおかしいこの仕組み、さすがにもう変えないと・・・

それと、何かにチャレンジしようとする時、人間は、「真っ先にできない理由をあげる人」と「どうしたらできるかを考える人」に分かれます。
世の中に変革をもたらすのは、当然、後者です。
私は、ビル・ゲイツ氏のこの言葉を、いつも胸にとめています。

「人類史上の進歩のほとんどは、不可能を受け入れなかった人々によって達成された」