みなさん、こんばんは。
前回から2週間もあいてしまいました。
今回から、いよいよ私が実践してきた成功法則について書いていきたいと思います。
前回は、私が成功法則を学ぼうと思った経緯について書かせていただきました。
少し補足をしますが、運よく教育という自分の天職を見つけることができた私は、独立して学習塾を起業することを決意しました。
独立を決意してからは、「人生で成功をおさめたい!」という思いがどんどん強くなっていきました。
ただ、その当時の私は成功の定義もまだあいまいで、どちらかと言うと経済的豊かさを得てこそ成功者だと考えていました。
今でもそれが間違いだとは思っていませんが、「お金持ちになりたい!」という思いがより強かったと思います。
そんな状態から私の成功への学びはスタートしました。
前回も書きましたが、一番最初に買った成功に関する書籍は神田昌典さんの「非常識な成功法則」でした。
それを読んで初めて成功法則の世界を知ったわけです。
夢の実現や成功に必要なことは、私の知らないことばかりでした。
読み終えた時は、
「えぇ~、こんなこと学校で教えられてこなかったじゃん!」
と、アホみたいに思ったことを覚えています。
しかし、後にこのアホみたいな感想と成功法則の学びが、起業する学習塾の概念に大きく影響を与えることになります。
また、
「ここに書いてあることをやれば成功できるって、本当かなぁ・・・。」
と、まだまだ半信半疑だったのも事実です。
そこで、
「とにかくやってみて、本当に効果があるのかどうか自分で実験してみよう!」
と考えたのです。
まず私が実践したのは、「夢や目標を紙に書く」でした。
夢や目標をただ頭で考えるのではなく、「視覚化する」ということですね。
誰にでも簡単にできることでしたし、自分のやりたいことが整理できると思ったので、一番初めに取り組んでみました。
確認してみると、私が初めて目標を書き出したのは、2012年4月20日でした。
ご丁寧に「20年で必達 My Dream!!」という題名までつけて、かなり大それたことを書いていました(笑)
その後いろいろな学びや経験を経て、現在書いている内容は当時から少し変わっています。
この「夢や目標を紙に書く」は、成功法則の本には必ずと言っていいほど書いてある実践で、成功の王道ともいうべきものです。
書き出すときに意識しなければならないことが5つあります。
(あくまで成功法則を学んできた中で、私が重要だと考えている5つです。)
①自分に限界を作らない
「できる、できない」は一切考えません。「常識」というフィルターも壊しましょう。何でもできる、という前提でやりたいことを書き出します。ただし、「生身の体で空を飛ぶ」のように、物理的に不可能なことは書かないようにしましょう。
②現在進行形または過去形で書く
夢や目標を「~したい」「~がほしい」と書くのではなく、「~している(~した)」「~を手に入れた」とすでに実現したかのように書きます。
③具体的に書く(定量化して書く)
夢や目標は具体的に書きます。数字を使うように意識すると良いと思います。例えば、「お金持ちになった」ではなく、「総資産100億円を保有している」といった感じです。
④期限をきる
いつまでにその夢や目標を達成したいのかを書きます。
⑤社会正義に反することは書かない
これは当たり前ですが、誰かを傷つけたり、社会に悪影響を及ぼすようなことを書いてはいけません。
細かく言えば他にも意識することはあるのですが、まずはこの5つをおさえて書けばOKだと思います。
6年前の私もこれらを意識して書いていたのが分かる内容でした。
さて、「夢や目標を紙に書く」を実践している中で、私はあることに気がつきました。
「あれ、成功法則は学校で習わなかったけど、目標を紙に書くのって小・中学校で当たり前にやっていたような・・・。」
そうなんです。
実は、この実践は小さいころから当たり前にやってきたことなんです。
でも、小・中学校で書いた夢や目標を実現させた人って本当にひとにぎりですよね。
みなさんは、なぜか分かりますか?
それは、「書いて終わり」だったからなんです。
そう、この「夢や目標を紙に書く」は、それだけでは効果がないのです。
書き出した夢や目標を、毎日毎日、見て、読んで、聞いて、脳にすり込むことにこそ、この実践が王道と言われるゆえんがあります。
人間の脳には、強烈にすり込まれた願望を実現しようとする機能が備わっています。
その願望を実現するために必要な情報を無意識に集め、必要な行動を無意識に始めます。
みなさんも、ある車や洋服などを欲しいと強く思ったときに、急にその車や洋服を街中で目にするようになった、テレビCMがやたらと目につくようになった、という経験があるのではないでしょうか。
それも、この脳の機能が必要な情報を集め始めたということなのです。
しかし、自分では意識していないので、あたかも自分が欲しいものと同じものを買っている人が増えたと感じてしまうわけです。
この脳の機能を利用して夢や目標を実現しようというのが、この実践の本質です。
ただし、脳はよほど強烈にインプットされた願望にしか反応しません。
そして、願望を脳に強烈にインプットする方法は、私は2つしかないと考えています。
ひとつは、強烈な印象とともにその情報を脳にすり込む方法。
これは意図的に行うのは難しく、何か衝撃的な出来事や感動を経験した時に偶発的に起こることが多いのではないでしょうか。
もうひとつが、「くり返しくり返し脳にすり込む」方法です。
これは誰でも意図的に行うことができます。
記憶のメカニズムにおいても、くり返し覚えようとしたことは、それを生命の維持に欠かせない重要な情報として脳が認識し、忘れない長期記憶となるのだそうです。
みなさんが九九をいまだに忘れず、無意識でも言えてしまうのは、何百回とくり返し練習したからです。
このくり返しを利用して、自分の願望を脳にインプットします。
夢や目標を紙に書いて毎日目にするところに貼ったり、毎日声に出して読んだりして、何度も何度も脳に願望をすり込むわけです。
読むときにもポイントがあり、神田昌典さんの本では「にやにやしながら読む」と表現されています。
これは、その夢や目標が達成できた時の自分を想像してにやにやし、脳に達成した時の快感を疑似体験させてしまおう、ということです。
脳には、快感や心地良さを感じた時にドーパミンという物質が分泌される仕組みがあり、ドーパミンが分泌されると、それと同じことを脳は何度も行おうとします。
つまり、夢や目標の実現を疑似体験させてドーパミンを分泌させ、脳の行動のアクセルを全開にしようということです。
私も6年前、初めて目標を書き出し、それを毎晩仕事終わりに読むようにしていました。
塾の教室で一人にやにやしながら、20年で達成したい夢を読むんです。
知らない人が見たらただの変態です(笑)
でも、それはやっぱり効果があったんです。
6年前に書いた目標は、期限をだいぶ先に設定してしまったのでまだ実現しているものがないのですが、その後新たに書き出した目標はすでにいくつか実現しています。
ただ、世の成功者と言われる人たちに比べれば、その達成スピードがあまりに遅すぎるとも感じています。
その理由もはっきりしています。
実は、私は脳へのすり込みを徹底しきれなかった時期があるのです。
ふつう、成功法則の著者になるような人というのは、「一日も欠かさずに○○をしてきた」とか「何万回も○○をしてきた」と本に書いていることも多く、完璧な実行力を持って成功法則を実践してきたという人が多いものです。
しかし、なにせ私はどこにでもいるド凡人。
この「すり込み」についても、6年前に始めた当初はそれこそ毎晩欠かさずに実行していたものの、だんだんとやらなくなっていき、まったくしなかった時期もありました。
そして、うそみたいな本当の話ですが、私が脳へのすり込みをしっかりやっていた時期は、経営している学習塾も順調に成長し、すり込みをさぼっていた時期は学習塾も伸び悩んでいたのです。
学習塾を開業してから5期目が終わった今年の3月末に、5年間をふり返り私はこの事実に気が付きました。
そして、今年度のテーマを「原点回帰」に決め、すり込みをはじめとする成功法則を改めて徹底していこうと決めたのです。
しかし、そんな中途半端なド凡人の私でも、「夢や目標を紙に書く」&「夢や目標を脳にすり込む」ということをやったおかげで実現したものがいくつかあるわけです。
もっともっと本気でやれば、あらゆる夢や目標が早いペースで実現していくことは想像に難くありません。
この成功法則の王道に対して疑いの余地はなく、私にはもはや確信しかありません。
ぜひ、みなさんも、王道であり誰にでも簡単にできるこの成功法則「視覚化&すり込み」を実践してみてください。
長々と書いてしまいましたので、今日はこのへんで。
さて、今日も思いっきりにやにやしながら夢と目標をすり込もうっと(笑)
それでは、みなさん、お休みなさい。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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