こんにちは、学びスタジオの奥川えつひろです。
前回は、農業体験がもたらす効果について書きました。
その中で、土に触れること(アーシング)は、地中にある自由電子を吸収し、
体にいいと言うことでした。
今回は、螺旋(らせん)とセルフコアチューニングをキーワードに、体を整えて、動きやすい体の状態にすることについて書きます。
❤︎人間の体は、"らせん"が基本構造
人間の体は、筋肉も骨も、
真っ直ぐついているようで
真っ直ぐではありません。
例えば、
肋骨は、曲がっていますね。
腕の骨、足の骨も、微妙な弯曲(曲がり)をしています。
❤︎筋肉も、“巻き付く”ようについている
筋肉も、まっすぐなようで、丸みのある体に、"巻きつく"ようについています。
実際には、
"しなる"ように、伸ばされて付いています。
これが、体の各部分螺旋のようにつながり、
全身的に、「しなる」動きや、「なめらか」な動きを、可能にしています。
❤︎美しいフィボラッチ数列
少し話がそれますが、
ちょっと数学のお話をします。
ゆらぎやフラクタル、
美しく、心地よい自然の法則を形成する重要な要素があります。
それは、
1,1,2,3,5,8,13,21…という数字の並びで、
これを、フィボナッチ数列といいます。
この数列は、つぎのように隣り合った数字を足し合わせた数字です。
1+1=2、
1+2=3、
2+3=5、
3+5=8、
5+8=13
8+13=21
13+21=34
❤︎黄金比1;1.618は、整っていて、美しいとされている
これらの数字の間隔は、
5;8、8;13…… → 1; 1.618
という黄金比率“1:(1+√5)÷2”に近づいていきます。
アテネのパルテノン神殿
ピラミット
ミロのビーナス……
はこの黄金比で作られています。
❤︎らせんにも黄金角
らせんにもこのフィボナッチ数列は存在するしまう。
360°の円を、黄金比“360;黄金角=1;1+{(1+√5)÷2}”で分割すると、約137.5°になります。
木の枝のつく間隔や葉っぱのつく間隔
ひまわりの種の並び方……。
フィボラッチと自然のYouTubeです。
❤︎らせんは自然の中にたくさんあり、人間も例外ではない
人間の遺伝子を形作るDNAは二重らせん構造で、
その長さと幅の比率は約1;1.62です。
素粒子の配列も二重らせん構造です。
人の体も素粒子でてきているので、二重らせん構造です。
だから、
骨に対して付いている筋肉もらせん構造で付いています。
❤︎らせんで動く
走ったり、歩いたりする
とき、
反対側の腕と足が協調して動いています。
もし直線的なつながりだけで、人の体が構成されているとしたら、
ロボットのような両手両足が同じに動く硬い動きになります。
らせん構造のおかげで、なめらかで複雑な動きが可能になります。
❤︎姿勢の悪い子ども
人間の体には、らせんがすごく大切だと言うことが分かります。
このらせんの動きが、スムーズにできないと、
ぎこちない動きになったり、
体が硬直して、固くなったり、
こりや痛みが生じたりします。
今、子どもたちも、スマホやPCを使い、
前かがみの姿勢で長時間過ごしますので、
姿勢が悪くなっていると思います。
❤︎まとめ。セルフコアチューニングでらせんで動く体を整える
セルフコアチューニング体操は、
朝と夜の15分、子どもにもできるシンプルな健康体操です。
この体操で、
体をらせんの方向に整え、
らせんの連動をよくすることで、
正しい姿勢になり、
思っように体を動かすことができます。
そして、五感が刺激され、
好奇心も、伸び伸び育ってくると思います。
朝の体操で、
体を整え動きを良くして、1日をスタートし、
夜の体操で、
体をゆるめて、1日を終わり、熟睡する。
これを習慣づけることで、
毎日を、充実して、生き生きと過ごすことができると思います。
セルフコアチューニングについてのYouTubeです。