体と心のチューニング | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

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小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。

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みなさんは、“コアチューニング”という言葉を知っていますか?
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今日、私は、セルフコアチューニング体操の講習を受けてきました。
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❤︎コアチューニングとは
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コアというと、
物の中心部、中核、核心という意味です。
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チューニングというと、
ピアノを調律する、ギターをチューニングする……
楽器を本来の音が出るようにして、最高の音を引き出すこと。
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だから、コアチューニングとは、
体の中心になる部分をチューニングして、身心をいい状態に戻すことです。
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❤︎コアチューニングの効果~身を整え、心を整える
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身体がゆるみ、腹圧を高めることで、
身体の中心が安定し、
繋がりにくくなっていた呼吸、脳、筋肉を繋げ、身体は本来の状態に戻します。
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このように、
身体が整うことで、
心、精神も整い、健康で幸福感を感じ、
勉強・スポーツ・仕事に、
飛躍的に高いパフォーマンスを発揮することができるようになるということです。
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❤︎西洋の“自力”と日本の“自力”と“他力”の融合
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西洋から来た筋トレは、“自力”のパワーアップを目指しているのに対し、
古来から日本人が大切にしてきたのは、“自力”と“他力”の融合です。
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❤︎"自力"と"他力"を使ってはじめて引き出せる能力

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(JAPANコアチューニング協会のHPより)
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これは、日本人の身体操作法をあらわす1枚の有名な写真です。
昭和14年に山形の農村で撮られたこの写真は、現代人から見ると信じられない光景ですね。
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一俵あたりの重さは60kgなので、
五俵の米を担ぐ小柄な女性たちは、
重量にして約300kgの荷物を背負っていることになります。
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しかし、“俵”の単位が、
当時、現代よりも小柄だった女性たちが一人で担ぐ重量として、

無理なく運べる単位としてつくられたことを考えると、驚きですね。
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これは、決して筋肉トレーニングで成し得るものではありません。
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“自力”で身体を水のようにゆるめ、
“他力”として地球の重力を感じるという身体操作が、
このような驚くべきことを可能にしました。
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こんなパワー、ほしいと思いませんか?

私は、ほしいと思います。

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この”自力“と“他力”を融合させ、脳科学、物理学、呼吸法の要素も含め体系化されたのが、コアチューニングです。
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❤︎セルフコアチューニング体験
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本日、私は、4種類のセルフコアチューニング体操を体験しました。
この体操は、腹腔内圧を調整し、抗重力筋を緩めて体幹を整える体操です。
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呼吸の仕方、体の動きのポイントの説明を受けながらゆっくりと行いましたが、実際には15分ぐらいでできるようです。
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この体操後、感じた変化は、
❶体の中心が、丹田(おへその10センチ下あたり)に感じられるようになったこと、

❷立った時、左足に重心が傾いていたのが、両足でしっかり立てる感じになったこと、

❸仰向けに横になった時、腰が浮いていたのが、重力を感じ、しっかりと床に着くように感じられるようになったことです。

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そうです。体が緩んで、重力に逆らわないように少しなっていました!

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❤︎毎日、朝・夜15分の体操
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このセルフコアチューニング体操は、コアチューニングを自分でできる体操です。
これから毎日やってみようと思います。
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私自身が、身心ともによりいい状態で、塾を運営していきたいですし、
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また、子どもや保護者にも、セルフコアチューニング体操のお話をして、
いい状態で、勉強してもらいたいと思っています。

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