心には、「ありがとう」の言葉を! 頭には、好奇心を満たす「学び」を! | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

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小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。

 

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❤️「学び」は、好奇心から

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3歳から7歳の子どもたちは、

ママ・パパから見れば.まだ、頼りなくて、

一人では何もさせられないから、なんでも面倒を見ることが、子どもを大切にしていることだと思いがちです。

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3歳になれば、少しずつ器用になってきます。

ママが家事をしていると、それをお手伝いをしたがります。

でも、危ないし、時間がかかるし、うまく出来ず、二度手間になるから、子どもの気持ちを別の物事でそらして、結局、ママがひとりでやってしまいます。

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❤️ここには2つの問題があると思います。

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一つは、

子どもが自主的にやろうと思っているのに、

その気持ちを曖昧にしてしまうということです。

そして、これが続くと、自主性が、出てこなくなります。

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もう一つは、

お手伝いをしてくれて、「ありがとう」という機会を失うことです。

ママからの感謝の気持ちは、お子様にとっての最高の贈り物です。それは、自己肯定感をどんどんと強めることが出来ます。

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そうです。3歳からの子どもには、

事情が許す限り、お手伝いやいろいろなことを(危険でない範囲で)どんどんやってもらって、

たくさんの「ありがとう」の言葉をかけてあげることが大切です。

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それが、自主性をどんどんと育てていくことになります。

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❤️また、小さい子どもは、いろいろなことを知りたがります。「知ること」は本能です。

本当にいろいろなことを質問してきます。

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3歳ぐらいから、手も器用になり、鉛筆を持って書けるようになります。

この時が、人に聞いて「知る」ことから、学んで「知る」ことを始める時期にしたいです。

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この時期から、少しずつ、読んだり・書いたりすることで知ることが出きるようになります。自分の力で知ることが出来るようになると、達成感が強くなり、楽しくなり、もっと「知りたい」という気持ちを強めることが出来ます。

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「知りたい」という気持ちを「自ら学ぶ」ことで満たされていきます。

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しかも、脳は6歳までに大人の9割程度出来上がります。赤ちゃんから6歳までの脳の急速な成長期には、脳に質のいい栄養を与えることが大切だと言われています。

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その栄養とは、心には、「ありがとう」の言葉を聞くこと、頭には、好奇心を満たすたくさんの体験と知識です。

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子どもたちが、いろいろな体験を通じて、たくさん知ることを、子どもたち自身が行い、それを、ほまめてあげることで、子どもの知る悦びが増殖します。

そして、これが「勉強が好き!」と言える子どもにつながって行くんだと思います。