.
❤幼児期はスポンジのように吸収する!
.
3歳くらいまでは特に言語習得能力に高く、7歳を過ぎると一気に第二言語の習得能力が下がり始め、年齢を重ねるごとにさらに下がっていきます。
.
❤耳が慣れる前に英語を始めてネイティブのような発音を身につける!
.
特に言語を聞き分ける耳は1歳くらいから固まってきてしまいます。
日本人の苦手な「R」と「L」の発音も1歳未満の赤ちゃんは自然に習得できます。
1歳未満の赤ちゃんの頃から少しずつ日本語用の耳、言語脳ができて定着します。この時期に、英語の学習を始めることで、両方聞き分けてナチュラルに話せるネイティブになれる確率がぐっと高まります。
.
❤「日本語」「英語」2つの言語は脳の別の引き出しに記憶される!
.
また、子どもが言葉を脳にインプットする際、「音」として取り込みますが、この「音」は、「日本語音」、「英語音」など、言語によって異なります。そして、子どもは、それぞれの音を脳の別の回路を使って、言葉をインプットしていきます。
子どもが早期に外国語に触れることが、母国語の習得に良い影響を与えるのは、早期に外国語に触れることで、子どもが母国語のインプットで普段使っている脳の回路とは別の回路を使い出し、脳の発達が促進され、母国語のアウトプットも上手くできるようになるためです。
そして、徐々にそれぞれの言語脳が発達して言語に強くなっていき、母国語や英語が強いだけでなく、第3言語、第4言語を話すマルチリンガルにもなることができます。
.
❤英語習得には継続的な学習時間が必要!
.
一般的な日本人が英語を習得するために必要な学習時間は3000時間といわれています。
中学、高校での授業時間を合わしても1000時間程度にしかなりません。
幼児期から英語の勉強を始めると、負担なくこの3000時間を超えることができます。
例えば、3歳から英語学習を1日1時間ずつ行った場合、小学校を卒業する時には、すでに学習時間が3650時間を超えます。
.
❤幼児期から英語学習のデメリットは?
.
幼児期からの英語学習でのデメリットは、セミリンガル問題です。
セミリンガルとは、早い時期から英語学習をはじめてしまったために、英語も日本語も中途半端になってしまった人のことです。
英語の学習時間を作るということは、おのずと日本語学習の時間が減ってしまいます。英語教育に夢中になるあまり、言葉の学習時間のバランスが崩れた時に起こります。
多くの場合、セミリンガルになってしまうのは、海外で暮らした子供たちです。
日本に住みながら、日常生活で日本語を使い、しっかりと日本語の学習をしているのであれば、毎日1〜2間程度の英語学習を幼児期から始めてもそれほど問題はありません。
.
❤幼児期の英語の学びは、絵本の読み聞かせ、英語の歌で!!
.
赤ちゃん幼児の英語学習は、インプットを中心にすること、特にリスニングが大切です。
親子で英語を学ぶことも大切です!
日本語でも絵本の読み聞かせが効果的なように、幼児期の英語の絵本の読み聞かせも効果的です。
特に幼児期だと、母国語を覚える感覚で抵抗感なくどんどん吸収していきます。
毎日少しの時間でいいので続けて、幼児期にたくさんの本を読んであげると、大量の英語が自然にインプットされます。
その中で、語彙力、英語脳が身についていきます。
多読のための絵本の読み聞かせですが、たくさん英語が書かれている必要はありません。
単語だけ並んでいるものや、簡単な文章が書かれたもので十分です。
日本語を使いながらでもOKです。
また、ネイティブの音声CD付の絵本やYouTubeの読み聞かせ動画を利用しましょう。